就活生は使ってはいけない!?「リスペクト」の意味とは?

「超リスペクト」「マジリスペクト」「両親をリスペクト」……。

若者言葉の例として挙げられることも多い「リスペクト」という言葉。若者言葉としてのイメージが強いため、どうしてもビジネスシーンでの使用は忌避される傾向が強いようです。

就活生は使ってはいけない!?「リスペクト」の意味とは?

超リスペクト♡


「リスペクト」の意味とは?

まずは「リスペクト」の意味から再確認しましょう。

「リスペクト」は英単語 respect に由来します。respect は名詞で”尊敬”や”敬意”、動詞で”~を尊敬する”といった意味を持つ、高校初級レベルの英単語です。

英単語 respect の主な意味
  • (名詞として)”尊敬””敬意”
  • (動詞として)”~を尊敬する”

ごく最近使われるようになった「リスペクト」「ディスる」という言葉

英単語 respect は多義語であるため他にも複数の意味がありますが、現在カタカナ語として用いられている「リスペクト」は、ほとんどが”尊敬”や”敬意”の意味で使われています。

ちなみに、”けなす””批判する”という意味の「ディスる」という若者言葉。実はこの「ディスる」も、英単語 respect に接頭辞 dis をつけた disrespect に由来する言葉なのだとか。

また「リスペクト」「ディスる」ともに、カタカナ言葉として一般的に使われるようになったのは、ごく最近のことです。

「リスペクト」という言葉が多用されるようになった背景

「リスペクト」(や「ディスる」)という言葉が多用されるようになった理由は、2000年代以降のヒップホップ音楽の歌詞の影響によるものだと考えられています(実際、歌詞検索サイトで「リスペクト」で検索をかけると多くのヒップホップ音楽の楽曲がヒットします)。

つまりヒップホップ音楽の歌詞で「リスペクト」という言葉が多く使われるにつれ、若者の間の口語表現に取り入れられるようになり、「リスペクト」という言葉がカタカナ言葉として定着していったというわけです。

ビジネスシーンでの使用は忌避される「リスペクト」

そんな「リスペクト」という言葉。残念ながらビジネスシーンでの使用は避けたほうが無難なようです。特に役職者など年配の方に「リスペクト」という言葉に対し拒絶反応を示す人は少なくありません。

就活生のES(エントリーシート)や面接においても、「リスペクト」という言葉を用いるのは避けたほうがよいとされています。「リスペクト」という言葉を用いたい場合には”尊敬”や”敬意”などと言い換えましょう。

また若手のビジネスパーソンも、同年代のビジネスパーソン同士の軽い会話ならともかく、取引先の年配の役職者などと会話する際には、意識して「リスペクト」という言葉を使わないようにしたいもの。

もちろん、言葉は生ものですから今後どうなるかはわかりません。しかし、いずれにせよビジネスシーンにおいて「リスペクト」という言葉が市民権を得るまでには、まだまだ時間がかかりそうなのは確かなようです。

「リスペクト」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年4月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。