社会人は「忘れました」を使ってはいけない!?「失念」の意味とは?

人間は忘却の生き物であると言われます。

しかし社会人たるもの、会議の時間や報告書の提出など、何か大切なことを忘れてしまった際に「すいませ~ん、忘れました~(・ω<) てへぺろ」では許されません。

そんなときに覚えておくと便利なのが「失念」という言葉です。

社会人は「忘れました」を使ってはいけない!?「失念」の意味とは?

何一つ覚えていませんが何か問題でも?


「失念」の読み方と意味

まずは「失念」の読み方と意味の確認から。

「失念」の読み方は”しつねん”。『広辞苑』によると”うっかり忘れること”という意味があります。簡単に言うと”ド忘れ”です。

失念(読み方:しつねん)の意味
  • うっかり忘れること
    (引用:『広辞苑』第五版)

この「失念」という言葉こそが、何か大切なことを忘れてしまったシチュエーションで活躍してくれます。

「失念」の基本的な使い方(文例)

「失念」の基本的な使い方は難しくありません。

今まで「忘れました」と言っていた(もしくはメールなどで書いていた)ところを「失念しました」と言い換えるだけ。

会社内で自分の”ド忘れ”によるミスをし、上司などに謝罪するケースを例として考えてみましょう。

「失念」の基本的な使い方(文例)
  • 申し訳ございません。会議の時間を忘れていました。
    ⇒申し訳ございません。会議の時間を失念していました。
  • 申し訳ございません。報告書の提出を忘れていました。
    ⇒申し訳ございません。報告書の提出を失念していました。

「忘れました」と言う(もしくはメールなどで書く)よりも「失念しました」と言い換えたほうが、やや硬い表現であるものの社会人らしい言い回しになります。

断言はできませんが、「失念」と表現することで上司などの怒りを和らげる可能性もあります(繰り返しますが断言はできません)。

顧客や取引先にも有効な「失念」

「失念」は、顧客や取引先に対しても有効な言葉だと言えます。

やはり”ド忘れ”してしまい、謝罪なければならない例を見てみましょう。

「失念」の基本的な使い方(文例)
  • 申し訳ございません。先ほど○○様とお約束しました打ち合わせのお時間を忘れてしまいまして、再度ご確認してもよろしいでしょうか。
    ⇒申し訳ございません。先ほど○○様とお約束しました打ち合わせのお時間を失念してしまいまして、再度ご確認してもよろしいでしょうか。

あくまで個人的な印象ですが、「忘れました」と言われると「何だってー!(ワナワナ)」と思うものの、「失念しました」と言われると不思議と仏の心で「忙しいのだろうな」と思ってしまいます。

というわけで、「失念」を用いることで、顧客や取引先の怒りを和らげる可能性があるのです(何度も繰り返しますが断言はできません)。

いずれにせよ「失念」という言葉、特に新社会人にとっては知っておいて損はない言葉でしょう。

「失念」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年4月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。