「ご厚誼」の意味、覚え方を解説
ご厚誼(ごこうぎ)は手紙やメールで使われ、ありがとう、感謝してるよ、これからもよろしくね、といった意味です。
まず「お力添え」の言葉を分解してみましょう。
「お」は敬語の接頭辞で相手に敬意を示します。「力」は物事を動かしたり変えたりする能力です。「添え」は付け加えることです。
つまり「お力添え」の本来の意味は「相手に敬意を示しながら、自分の能力に相手の能力を付け加えて、一緒に物事を進めること」という意味になります。
ただ、現在では、この言葉は「政治的に応援する」という意味で使われることが多くなっています。
例えば、選挙の演説で「当選するために皆様のお力添えをください」というと、要するに「当選するために、みなさん応援して(=私に投票して)ください」という意味になります。
例えば、ライバル何社かとコンペ(競い合って営業)している際、最終決定をくだす重要人物と面会し「わが社が受注できるようにぜひお力添えをいただきたい」というと、要するに「わが社が受注できるように応援して(=社内の世論をつくりあげて)いただきたい」という意味になります。
ご厚誼(ごこうぎ)は手紙やメールで使われ、ありがとう、感謝してるよ、これからもよろしくね、といった意味です。
ご尊父(ごそんぷ)、ご岳父(ごがくふ)、お母堂(おぼどう)、ご岳母(ごがくぼ)、ご丈母(ごじょうぼ)は、結婚式や葬儀など儀式の場で使われる表現です。相手への経緯や配慮を込めて父や母を呼ぶ言葉ですが発言者との関係によって使い分けます。
拝啓(はいけい)、敬具(けいぐ)、拝(はい)は手紙で使う表現です。手紙の文末の1文字「拝」が入る意味は何でしょう?またビジネスメールに拝啓、敬具を入れるべきなのでしょうか? 「拝啓」「敬具」「拝」の読み方、意味、語源を解説します。