「エフラン」の意味、覚え方を解説

「エフラン」の意味、覚え方を解説

エフラン(Fランク)大学とはAランクBランク…Fランクのように大学を序列化したことが由来ではありません。

入試が簡単で模試の合否判定が困難な大学や学部を予備校がBF(ボーダフリー)ランクと分類したことが語源です。

「エフラン」という言葉の意味ですが、これは正直に言えば「偏差値の低い大学」を指す言葉です。

偏差値とは、全国の受験生の平均点を50、標準偏差を10として算出される数値で、高いほど学力が高いとされます。

例えば、偏差値70の大学は、全国の受験生の中で上位2.5%に入るほど難しいということです。

「エフラン(F ランク大学)」の覚え方

実は、「エフラン」という言葉は大手予備校が発祥となっています。

予備校は、全国の高校を対象に行っている模試の結果から、大学別に難易度ランキングを作成しています。

その中で、入試が非常に簡単なため合否の判定が困難な大学や学部を「BFランク(ボーダーフリーランク)」と分類したことがありました。

これは、「(入試が非常に簡単なため)偏差値を付けることが不可能な大学・学部」という意味です。

この「BFランク」が略されて「Fランク」や「エフラン」と呼ばれるようになりました。

つまり、「Fランク」とは、もともと偏差値の順番ではなく、「偏差値がない」ことを表す造語でした。

しかし、この言葉が広まるにつれて、「バカが通う大学」「誰でも入れる大学」という悪いイメージで使われるようになりました。

今では、「エフラン(Fランク大学)」という言葉は、かなりのネガティブな感情を呼び起こす言葉のため、安易に使うと人間関係を壊してしまうことがあります。 注意が必要です。

A ランク大学から F ランク大学は何か?

これには明確な基準はありません。

特に最近は様々な特徴をもった大学が増えているため、そもそも「A」から「F」という序列に国内の大学を当てはめることが適切ではないかもしれくません。

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