意外と知らない「国民の三大義務」とは?

私たち日本国民には「国民の三大義務」があると日本国憲法で定められていますが、みなさんは、その内容をご存じでしょうか?

ここでは、日本国憲法で定められている「国民の三大義務」を再確認してみたいと思います。


意外と知らない「国民の三大義務」とは?

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「国民の三大義務」とは?

日本国憲法で定められている「国民の三大義務」とは、”教育の義務”、”勤労の義務”、”納税の義務”のこと。

みなさん知っていましたか?

「国民の三大義務」
  • “教育の義務”
  • “勤労の義務”
  • “納税の義務”

これらの義務は、それぞれ日本国憲法の第26条、第27条、第30条で定められています。

具体的に記されている憲法の条文を見てみましょう。

《日本国憲法 第26条 2項》
すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

《日本国憲法 第27条》
すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ

《日本国憲法 第30条》
国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ

このように日本国憲法では規定されているのです。

中学受験や高校受験でも出題される「国民の三大義務」

実は、これら「国民の三大義務」の内容は、中学受験や高校受験の社会・公民分野で頻出の内容。また、中学受験や高校受験以外でも、各種資格試験の一般常識問題として出題されます。

ですからビジネスパーソンとしては、社会人の常識として、これらの内容を知っておきたいところなのです。

せっかくですから、一つずつ簡単に見ていきましょう。

「国民の三大義務」① ”教育の義務”

まずは”教育の義務”。

子供に普通教育(小学校・中学校の教育)を受けさせなければならないという親(保護者)の義務です。

ちなみに他の多くの国の憲法でも、”教育の義務”は規定されています。

やはり国家にとって教育は重要なものなのですね。

「国民の三大義務」② ”勤労の義務”

続いては”勤労の義務”。

“勤労の義務”が憲法で規定されているのは珍しいことなのだとか。他の多くの国の憲法では、”勤労の義務”の代わりに”国防の義務”が規定されているそうです。

“勤労の義務”は、日本人らしい義務であると言えるでしょう。

「国民の三大義務」③ ”納税の義務”

そして最後は”納税の義務”。

国家に納められた税金は、社会福祉をはじめとした私たちの生活に役立てられます。

“納税の義務”も”教育の義務”同様に、他の多くの国の憲法で規定されているそうです。

「(子供の頃は)よく学び、(大人になって)よく働き、(そして国家の発展のために)税金を納める」。このような流れで考えると、「国民の三大義務」を理解しやすいのではないでしょうか。

いずれにせよ先ほども述べた通り、ビジネスパーソンの一般常識として「国民の三大義務」の内容を知っておきたいところです。

以上、「国民の三大義務」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。

「国民の三大義務」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年9月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。