暗躍するイメージがある!?「ブローカー」の意味とは?

「中国からの訪日客による爆買いは、主に中国国内で日本製の商品の転売を目論む『ブローカー』によって支えられてきた」「怪しげな金融『ブローカー』が、未公開株の投資話を持ち掛けてきた」……。

このようにビジネス系の記事などで見聞きする機会も多い「ブローカー」という言葉。

いったいどのような意味があるのでしょうか?


暗躍するイメージがある!?「ブローカー」の意味とは?

ブローカー(イメージ)


英単語 broker に由来するカタカナ語「ブローカー」

私たちがビジネスシーンでよく目にする「ブローカー」は、英語の broker を語源とする言葉。

英単語 broker には、”株式の仲買人”や”斡旋(あっせん)をする人物”などといった意味があります。

英単語 broker の意味
  • “株式の仲買人”
  • “斡旋(あっせん)をする人物”

「ブローカー」の意味とは?

カタカナ語「ブローカー」は、主に”仲介や斡旋をする個人や企業(組織)”という意味で用いられます。

カタカナ語「ブローカー」の意味
  • “仲介や斡旋をする個人や企業(組織)”

「ブローカー」を用いた言葉の例 ①

「ブローカー」という言葉は、仲介する商品を頭につけることで職業の種類として用いられます。

例えば次のような職業。

「ブローカー」を用いた言葉の例 ①
  • 不動産ブローカー
  • 保険ブローカー
  • 証券ブローカー
  • 外為ブローカー
  • 金融ブローカー
  • 中古車ブローカー
  • 船舶ブローカー

場合によっては、「ブローカー」の代わりに「ディーラー」などの言葉で言い換えることも可能でしょう。

この他にも、消費者の情報を収集して企業や公的機関に販売する企業である「データブローカー」や、海外など現地におけるコーディネート業務を行う「現地ブローカー」といった言葉もあります。

「ブローカー」を用いた言葉の例 ②

一方、「ブローカー」という言葉にマイナスのイメージを持つ人も少なくはないでしょう。

それは、週刊誌などで次のような言葉を見聞きしたからかもしれません。

「ブローカー」を用いた言葉の例 ②
  • 悪質ブローカー
  • 闇ブローカー
  • 密入国ブローカー
  • 八百長ブローカー
  • 政治ブローカー

このように「ブローカー」を用いた言葉には、あまりよくないことの”仲介や斡旋をする個人や企業(組織)”も含まれます。

「ブローカー」にマイナスのイメージや、表には出てこないで暗躍するイメージがあるのは、これらの言葉のせいかもしれません。

「ブローカー」の使い方(文例)

「ブローカー」という言葉を用いた具体的な文例についても見てみましょう。

「ブローカー」を用いた文例
  • 中国からの訪日客による爆買いは、主に中国国内で日本製の商品の転売を目論む「ブローカー」によって支えられてきた。
  • 日本で不法就労している外国人の多くは、現地の「ブローカー」に多額の仲介料を支払い来日している。
  • 怪しげな金融「ブローカー」が、未公開株の投資話を持ち掛けてきた。
  • 昔の芸能界には「ブローカー」のような人たちが存在し、将来有望な若者をスカウトしてまわったそうだ。

このように使われますが、どちらかというと、よいイメージでは用いられることは多くないようです

「ブローカー」の同義語・類義語

「ブローカー」の同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「ブローカー」に似た言葉には、「ディーラー」「コーディネーター」「アドバイザー」「仲介役」「仲介者」「フィクサー」などといった言葉があります。

「ブローカー」の同義語・類義語
  • 「ディーラー」
  • 「コーディネーター」
  • 「アドバイザー」
  • 「仲介役」
  • 「仲介者」
  • 「フィクサー」

いずれにせよ、「ブローカー」という言葉は社会人の一般常識として意味を知っておきたいところです。

以上、「ブローカー」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。

※本記事は2016年8月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。