職務経歴書で「ワンストップ化した」と書いて「まとめて価値が出た」仕事をアピール
ワンストップは、1ヵ所で用が足りるという意味です。例えば、役所では、引越しや結婚などの手続きを1ヵ所の窓口で済ませられるように変える「ワンストップサービス化」を掲げる政策も多くとられます。
営業職や販売職の場合、お客様に購入をしてもらうため日々いろいろと細かな工夫をしていると思います。
転職活動で職務経歴書を書くとき、それらの工夫を「アップセル施策」「クロスセル施策」に整理してみましょう。
まず、営業や販売の現場でよく使われる「アップセル」と「クロスセル」という言葉を説明しましょう。
「アップセル」とは、顧客により高い価格の商品やサービスを買ってもらうことです。
例えば、あなたが本屋さんで1000円の本を買おうとしたときに、店員さんが「この本は2000円の特別版もありますよ。特別版にはオリジナルのポスターやステッカーが付いています」と言って、2000円の本を買ってもらおうとすることが「アップセル」です。
「クロスセル」とは、顧客が買おうとしている商品やサービスに関連する別の商品やサービスを買ってもらうことです。
例えば、あなたがカフェでコーヒーを注文したときに、店員さんが「コーヒーに合うお菓子はいかがですか?チーズケーキやマフィンなどがありますよ」と言って、コーヒーだけでなくお菓子も買ってもらおうとすることが「クロスセル」です。
営業や販売職の場合、お客様に購入をしてもらうため、日々、いろいろと「工夫」をやってみていると思います。
それらの工夫を「アップセル施策」「クロスセル施策」に整理して、職務経歴書でアピールしてみましょう。
このように整理することで、単に「うまく営業するためいろいろと工夫しました」と書くよりも、はるかに「具体的」「専門的」にみえ、転職の書類選考の通過率を上げることができます。
「アップセル」と「クロスセル」は、どちらも「客単価向上」の策と言えます。
客単価とは、一人のお客様が1回の購入で支払う平均金額のことです。
売上を増やすためには、客単価を上げることが重要です。
そこで「アップセル」「クロスセル」以外に、客単価をあげるにはどんな方法があるのか、具体的に見ていきましょう。
一定金額以上の購入や複数点購入で「送料無料」や「割引」などの特典を付けるという策も、ネット通信を中心に盛んに行われています。
商品価格を上げることは、最も簡単な客単価アップの方法ですが、案外、アイディアから漏れてしまうことがあります。
すべての商品を一律に値上げするのではなく、戦略的に特定の商品だけを値上げする方法もあります。
客単価の向上はもちろん、多くの消費者は「商品価格が高い」イコール「品質が高い」というイメージもっているので、その期待に応える品質のものを販売しているなら、値上げは有効な手段です。
ただし、商品価格を上げる際には、値上げする理由やメリットをお客様に伝えることが大切です。
理由もなく値上げすると、お客様は不満や不信感を持ってしまい、購入しなくなってしまう可能性があります。
ワンストップは、1ヵ所で用が足りるという意味です。例えば、役所では、引越しや結婚などの手続きを1ヵ所の窓口で済ませられるように変える「ワンストップサービス化」を掲げる政策も多くとられます。
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スタートアップなどのベンチャーな企業や、企業内の新規事業では、事業の方向性や戦略を変更することを「ピボット」と呼ぶことがあります。もともとバスケットボールで、片足を軸足として動かさず、もう一方の足を動かして自由に動きまわる動作のことです。