「小事は大事」(「大事の前の小事」)の意味とは…デキるビジネスリーダーの座右の銘!?

「ハインリッヒの法則」や「凡事徹底」と本質的には同じこと

「『小事は大事』とも言います。ですから、もしミスがあったら隠さずにすぐに私に報告してください」……。

このように使われる「小事は大事」(あるいは「大事の前の小事」)。ビジネスリーダーの中には座右の銘にしている人もいます。

さてこの言葉、いったいどのような意味を持つ言葉なのでしょうか?


「小事は大事」(「大事の前の小事」)の意味とは…デキるビジネスリーダーの座右の銘!?

実は手違いがありまして……


「小事は大事」の意味とは?

まずは「小事」と「大事」の意味から。

「小事」は”小さなこと、ささいなこと”、「大事」は”大きなこと、大ごと”という意味。

「小事」と「大事」の意味
  • 「小事」=”小さなこと、ささいなこと”
  • 「大事」=”大きなこと、大ごと”

そして、「小事は大事」(読み方:”しょうじ(は)だいじ”)は、”小さなことが積み重なって、大きなことになる(だから小さなことを決しておろそかにしてはならない)”という意味があります。

簡単に言えば、”小さな過ちが大きな過ちを生む”ということ。

「大事の前の小事」とも言います。

「小事は大事」(読み方:”しょうじ(は)だいじ”)の意味
  • ”小さなことが積み重なって、大きなことになる(だから小さなことを決しておろそかにしてはならない)”
  • ”小さな過ちが大きな過ちを生む”
  • ※「大事の前の小事」とも言う

ここまで読んで、ピンと来たビジネスパーソンもいるかもしれません。

そう、「ハインリッヒの法則」(=”1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する”)や「凡事徹底」と本質的に同じことを言っているのです。

小さなミスが大きなトラブルにつながる

ビジネスパーソンに身近な例で考えると、業務における小さなミス。

「まぁいいか」と、そのまま放置していても多くの場合では問題がないかもしれません。ただ、もしかすると後々大きなトラブルを引き起こすケースも出てくるでしょう。

したがって、あらかじめ全ての小さなミスはきちんと解決したり処理しておく、すなわち「小事は大事」(「大事の前の小事」)であると心得ておくことが大切になるわけです。

ビジネスリーダーで、この言葉を座右の銘にしている人も少なくありません。

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「一事が万事」との違い

「小事は大事」に似た有名な言葉に「一事が万事」があります。

「一事が万事」は、”ひとつの事柄を見れば、他の全てのことがだいたいわかる”という意味。

「一事が万事」(読み方:”いちじ(が)ばんじ”)の意味
  • ”ひとつの事柄を見れば、他の全てのことがだいたいわかる”

このように「小事は大事」とは意味が異なるのですが、「小事は大事」と表現すべきところで「一事が万事」を使用しているケースも多々あるので、社会人としては注意したいところです。

その他の「小事」と「大事」を使った表現

その他の「小事」と「大事」を使った表現もいくつか見てみましょう。

「小事」と「大事」を使った表現
  • 「大事は小事の積み重ね」
  • 「小事細事が大事を生む」
  • 「小事を軽んずるなかれ」
  • 「大事を小事の犠牲にしてはならない」
  • 「大事の前の小事に拘るな」
  • 「大事は理を以て決し、小事は情を以て処す」

これらのような表現があります。

以上、「小事は大事」(「大事の前の小事」)の意味についての説明でした。よい言葉だと感じたビジネスパーソンは、座右の銘にしてみてはいかがでしょうか?

「小事は大事」(「大事の前の小事」)について深く知る参考リンク

※本記事は2017年10月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。