「去就」の意味と使い方とは…去るの?とどまるの?

去るの?とどまるの?

「一昨年に買収した海外企業が巨額の赤字を出したF社。買収を主導したG社長の『去就』が注目されている」……。

このようにニュース記事でよく用いられる「去就」という言葉。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


「去就」の意味と使い方とは…去るの?とどまるの?

え?僕の去就問題が出てる?全くもって意味がわからないんですが


「去就」の読み方と意味とは?

まずは、言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「去就」の読み方は”きょしゅう”。

「去」(=「去る」)と「就」(=「就(つ)く」)、逆の意味を持つ漢字を組み合わせた熟語です。

”(ある役職や地位から)去るのか、とどまるのか、といった身の処し方”という意味があります。

「進退」という熟語と同様の意味だと考えればよいでしょう。

「去就」(読み方:”きょしゅう”)の意味
  • ”(ある役職や地位から)去るのか、とどまるのか、といった身の処し方”
  • ”(ある役職や地位からの)進退”

「去就」の基本的な使い方

続いて、基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

「去就」の基本パターン
  • 去就問題
  • 去就騒動
  • 去就が注目される
  • 去就は未定である
  • 去就は不透明だ
  • 去就について明言(言及)する
  • 去就が取り沙汰される

このように用いられます。

例えば野球やサッカーなどプロスポーツ。シーズンオフには、監督や選手がチームにとどまるのか、それとも他のチームに移籍するのか、はたまた辞めるのかといった「去就」が注目され、スポーツ紙をにぎわせます。

プロスポーツ以外でも、政治やビジネスに関する報道で「去就」という言葉が頻繁に用いられます。

「去就」を用いた具体的な文例

具体的な文例も見てみましょう。

繰り返しますが、「去就」の意味は、”去るのか、とどまるのか”です。

「去就」を用いた具体的な文例
  • プロ野球チームAのB監督は、今期までの契約となっているものの、来期の「去就」は今のところ未定だ。
  • プロサッカーチームCのD選手。来期もCでプレーするのか、それとも海外へ移籍するのか、その「去就」にメディアの注目が集まっている。
  • 衆議院選挙で惨敗し敗戦の弁を述べた〇×党のE党首だったが、自らの「去就」については明言しなかった。
  • 一昨年に買収した海外企業が巨額の赤字を出したF社。買収を主導したG社長の「去就」が注目されている。

このように用いられます。

また、多くのケースでは「進退」で言い換えることができます。

”続けるのか辞めるのか” 「市長は『出処進退』を明らかにしたうえで、議会ににきちんと説明責任を果たすべきだ」「政治家の『出処進退』は本人の判断に委ねるべきであり、周囲がとやかく言うものではない」......。 ...

「去就」の同義語・類義語

同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

似た言葉には「進退」や「身の処し方」などといった言葉があります。

「去就」の同義語・類義語
  • 「進退」
  • 「身の処し方」

いずれにせよ、「去就」という言葉はニュース記事などでもよく用いられる言葉なので、社会人の常識として意味を知っておきたいところです。

以上、「去就」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

「去就」について深く知る参考リンク

※本記事は2017年10月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。