「二足のわらじ」の意味と使い方とは…「二足のわらじを履く」ってどういうこと?

”全く異なる二つの仕事を持って両立させること”

「国政政党を立ち上げ、自らが代表に就任することを表明した東京都のK知事。『二足のわらじ』を履くことについて影響がないことを強調したが、すでにキャンセルになった公務もあり問題視されている」……。

このように用いられる「二足のわらじ」という慣用句。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


「二足のわらじ」の意味と使い方とは…「二足のわらじを履く」ってどういうこと?

会社員とヒーロー、僕は二足のわらじを履いています


「二足のわらじ」の読み方と意味とは?

まずは、言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「二足のわらじ」の読み方は、”にそく(のわらじ)”。

”全く異なる二つの仕事を持って両立させること、また、いずれにおいても活躍すること”を意味する言葉です。

本来は、「二足のわらじを履く」の表現で用いられます。

「二足のわらじ」(読み方:”にそく(のわらじ)”)の意味
  • ”全く異なる二つの仕事を持って両立させること、また、いずれにおいても活躍すること”
  • ※本来は「二足のわらじを履く」という表現
    ※「わらじ(草鞋)」とは藁(わら)で編んだ履き物のこと

意外性のある組み合わせ(職種の異なる仕事)に対して用いられる

わかりやすい例だと、会社員を続けながら漫画家として活躍したり、プロスポーツで活躍する選手が、普段はスポーツとは関係のない仕事をしているケースなどを挙げることができるでしょう。

このようなケース、特に意外性のある組み合わせ(職種の異なる仕事)を持つ場合に「二足のわらじ」の表現が用いられます。

他にも例えば……。

「二足のわらじ」の一例
  • 会社員と漫画家
  • 会社員と作家
  • 銀行員と歌手
  • サッカー選手と公認会計士
  • サッカー選手と大学生
  • 柔道選手と国会議員
  • モデルとタクシー運転手

このような組み合わせで「二足のわらじ」が使われます。

「二足のわらじ」の基本的な使い方

続いて、基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

「二足のわらじ」の基本パターン
  • 二足のわらじを履く
  • 二足のわらじは履けぬ(履けない)
  • 二足のわらじで活躍する
  • 二足のわらじの生活

このような使い方がされます。

「二足のわらじ」を用いた具体的な文例

具体的な文例も見てみましょう。

「二足のわらじ」を用いた具体的な文例
  • 「二足のわらじ」を履いていることでも知られる人気作家A氏の、大手製薬会社の社員としてのキャリアプランをインタビューしてきた。
  • デビューしてからしばらくの間、会社勤めでありながら作家でもあるという「二足のわらじ」の生活を続けていましたが、作家としての生活が安定してきたこともあって会社を辞めました。
  • 会社員でありながら人気You Tuber、「二足のわらじ」を履いて活動することは大変ではないですか?
  • 日本サッカー代表でもあるB選手は、プロ選手と大学生の「二足のわらじ」を履くことでも知られる。
  • 香港プレミアリーグので活躍する日本人のN選手は、プロサッカー選手と公認会計士の「二足のわらじ」で活躍している。
  • 国政政党を立ち上げ、自らが代表に就任することを表明した東京都のK知事。「二足のわらじ」を履くことについて影響がないことを強調したが、すでにキャンセルになった公務もあり問題視されている。

このように用いられます。

「二足のわらじ」の同義語・類義語

同義語・類義語についても考えてみましょう。

「二足のわらじ」に似た言葉には、「二つの仕事を両立させること」や「二つの仕事で活躍すること」、「二つの仕事を掛け持ちすること」などといった言葉があります。

「二足のわらじ」の同義語・類義語
  • 「二つの仕事を両立させること」
  • 「二つの仕事で活躍すること」
  • 「二つの仕事を掛け持ちすること」

いずれにせよ、「二足のわらじ」という言葉はよく使われる慣用句なので、社会人の常識として意味を知っておきたいところです。

以上、「二足のわらじ」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

※本記事は2017年10月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。