ビジネスシーンでよく聞く「チャネル」と「チャンネル」に意味の違いはあるの?

流通チャネル・販売チャネル・オムニチャネル……。

ビジネスシーンでよく聞く言葉「チャネル」ですが、「チャンネル」と表記するパターンもあります。『どちらが正しい表記?』と悩むビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。そこで微妙に謎な言葉である「チャネル」と「チャンネル」について考えてみます。


ビジネスシーンでよく聞く「チャネル」と「チャンネル」に意味の違いはあるの?

「チャネル」も「チャンネル」も英単語 channel のこと

「チャネル」も「チャンネル」も、元をたどれば同じ英単語 channel のこと。英単語 channel はラテン語の”水導管”が語源で、名詞では”水を流すための管”や”水路”に”運河”、動詞では”水路や運河を作ること”という意味があります。

また流れるものは水だけでなく電波や情報などでも構いません。ちなみに私たちが生活の中で聞き慣れているテレビの「チャンネル」も英単語 channel に由来し、”割り当てられた(電波の)周波数帯”という意味があります。

英単語 channel の意味
  • 名詞=”水を流すための管””水路””運河”
  • 動詞=”水路や運河を作ること”
  • ※流れるものは水だけでなく電波や情報などでも可

「チャネル」も「チャンネル」も実は同じ英単語 channel を指すのです。

「チャネル」と「チャンネル」はどちらが正しい?

実は同じである「チャネル」と「チャンネル」。どちらが正しい表記であり、どちらが間違いであるとは一概に言えません。channel の発音に近いのは「チャネル」ですが、「チャネル」と「チャンネル」、いずれも問題のない表記です。

しかし新聞や経済系の雑誌、そして企画書などのビジネスシーンにおいては「チャネル」と表記されることが一般的であるようです。したがって、もしビジネス文章で「チャネル」や「チャンネル」を表記する場合には「チャネル」で統一しておいた方が無難でしょう。

ちなみに通信やネットワークの世界でも、やはり channel という言葉が”データの通り道”という意味で使われますが、こちらも日本語で表記する際には「チャネル」が一般的です。

ビジネスシーンでよく聞く「チャネル」

流通チャネル・販売チャネル・オムニチャネル……。ビジネスシーンでよく聞く「チャネル」を使ったビジネス用語の例を見てみましょう。

「チャネル」「チャンネル」を使ったビジネス用語の例
  • 流通チャネル
     =商品の流通経路
  • 販売チャネル
     =商品の販路
  • オムニチャネル
     =実店舗やオンラインストアなどあらゆる流通経路・販売経路を統合すること

これらの言葉を表記する際には「チャネル」を用いたほうが一般的です。

「チャネル」「チャンネル」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年1月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。