学歴・面接・手書きの履歴書が重視される理由って!?「スクリーニング」の意味とは?

ビジネスシーンでもよく聞く「スクリーニング」という言葉。

企業が採用活動(就職や転職)をする際に志望者を”審査””選抜””選考”する、すなわち”ふるいにかけて選別する”ことは、ビジネスシーンにおける「スクリーニング」のひとつの例になるでしょう。

学歴・面接・手書きの履歴書が重視される理由って!?「スクリーニング」の意味とは?

「スクリーニング」の基本的な意味とは?

「スクリーニング」とは、英単語 screening を由来とする言葉です。

本来は医学や生物学、物理学、経済学など多くの分野で使われる言葉で、いずれの分野においても、”ふるいにかけて選別する”というイメージを持ちます。

「スクリーニング」の基本的な意味
  • “ふるいにかけて選別する”

ビジネスシーンにおける「スクリーニング」の意味とは?

「スクリーニング」という言葉は、ビジネスシーンにおいてもよく使われます。

例えば、企業の採用活動(就職や転職)などで、企業側が志望者を”審査””選抜””選考”することも「スクリーニング」と言います。

ビジネスシーンにおける「スクリーニング」の意味
  • “審査”
  • “選抜”
  • “選考”

やはり、”ふるいにかけて選別する”イメージがありますね。

企業の採用活動で学歴や面接、手書きの履歴書が重視される理由

ビジネスシーンにおける「スクリーニング」は、主に「情報の非対称性」への対策として行われます。

「情報の非対称性」とは、情報を多く持つ者(情報優位者)と情報を多く持たない者(情報劣位者)が存在するといった、”情報に関して不均衡な状態”を指します。

「情報の非対称性」の意味
  • “情報に関して不均衡な状態”

企業の採用活動(就職や転職)では、志望者側が情報を多く持つ者(情報優位者)、企業側が情報を多く持たない者(情報劣位者)という関係になります。

情報を多く持たない(情報劣位者である)企業側としては、学歴や面接、あるいは手書きの履歴書を重視することで、志望者を効果的に「スクリーニング」せざるをえないのです。

就活が学歴重視なのも仕方がない!?

例えば、就活における学歴重視の傾向。もちろん学歴重視の傾向には賛否両論がありますが、これも企業側にとって大切な「スクリーニング」の一環になります。

短期間で採用活動を行い、入社を希望する学生をふるいにかけ質の高い人材を確保しなければならない企業側にとって、学歴を基準にすることは「情報の非対称性」への有効な対策のひとつになるのです。

同様に、面接や就活生にとって面倒なES(エントリーシート)なども、「情報の非対称性」への効率的な対策(「スクリーニング」)となります。

中小企業より大企業からの転職の方が有利なのも……

社会人の転職活動の場合も同様です。

社会人の転職では、もちろん前職においてどのような実績を残してきたかが重要になりますが、一方で中小企業より大企業からの転職の方が有利だとも言われています。

これは採用を行う企業側に「大企業に就職できたということはきっと優秀な人材なのだろう」という期待が、少なからず働くためです。

いずれにせよ「情報の非対称性」が存在する以上、学歴であったり、大企業に勤めていたか否かなどという点は、「スクリーニング」を行う側にとって大切な基準となるのです。

過去にベストセラーになった『人は見た目が9割』という本。なかなか刺激的なタイトルですが、これも「情報の非対称性」と「スクリーニング」の関係がわかると、タイトルが意図するところを理解できるかもしれません。

以上、「スクリーニング」の意味についての説明でした。参考になれば幸いです。

「スクリーニング」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年6月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。