英語の「monetize」と日本語の「マネタイズ」の意味の違いを解説

英語の「monetize」と日本語の「マネタイズ」の意味の違いを解説

英語のmonetizeは貨幣を鋳造する、通貨を発行する、資産を貨幣に変えるなどの意味があります。

日本では、会社のブランドやアプリなどを「資産」ととらえ、例えば無料ゲームが課金を始めて収益化する、つまり資産が貨幣に変わったことをマネタイズと呼びます。

「マネタイズ」とは、一言で言えば、「収益化」という意味です。

例えば、あなたが作ったアプリやブログから広告収入を得ることや、あなたが持っている技術や知識を教えて料金をもらうことなどが「マネタイズ」の例です。

この言葉はもともと英語の「monetize」を、カタカナ表記で使っているものですが、英語の「monetize」と、日本語の「マネタイズ」は少し意味が異なります。

英語の「monetize」

英語の「monetize」は「貨幣を鋳造する」「通貨を発行する」「資産を貨幣に変える」といった広い意味をもっています。

例えば、「国債を貨幣化する」という場合は「monetize the debt」と言います。

日本語の「マネタイズ」

日本の「マネタイズ」という言葉は、もともとWeb業界から広まった言葉です。

Web業界では、無料のサービスを提供してユーザーを集めることが多いですが、そのサービスから収益を得られるようにすることが「マネタイズ」の目的です。

例えば、「無料のゲームに有料のアイテムを追加して課金を始める」という場合は、「ゲームをマネタイズする」と言います。

つまり、英語のmonetizeは「お金に変える」という広い意味で使われますが、日本でいう「マネタイズ」は「無料のサービスから収益を得る」という狭い意味で使われます。

この違いを理解しておくと、ビジネスの話題にもついていけるようになりますよ。

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