大人の会話では「パクリ」を「インスパイア」「ベンチマーク」に言い換えよう

以前、電車の中で若いビジネスパーソンが「A社の製品はB社のパクリっすよね」「うちの製品もC社のアイデアをパクってるからなぁ」などと話しているのを聞いたことがあります。

ビジネスパーソンにとって、電車内など公共の場で具体的な会社名を挙げて会話をすること自体が御法度なのですが、大人の会話では「パクリ」という言葉の使用も避けたいところ。

というわけで、ここでは「パクリ」という言葉の言い換え例を考えてみます。


大人の会話では「パクリ」を「インスパイア」「ベンチマーク」に言い換えよう

A社のコンテンツって丸パクリですよねー


「パクリ」の意味と語源とは?

「パクリ」の意味はズバリ「模倣」すること。簡単に言えば「真似」をするということですね。

「パクリ」は、”大きく口を開けた様子や大きく口を開けて食べる意味”を表す「ぱくり(ぱくつく)」を語源とし、そこから”店先から品物などを盗む”といった意味が生まれ、現在使われているような「模倣」「真似」をするという意味を持つようになりました。

余談ですが「パクパク(食べる)」という表現も「パクリ」と同語源だったりします。

「パクリ」という言葉は、意外と古くから存在する言葉なのです。

大人の会話では「パクリ」を使ってはいけない?

現在では、カジュアルな会話で「パクリ(あるいはパクる)」はよく使われている表現です。

しかしビジネスシーンなど大人の会話においては、「パクリ」という言葉の使用をできるだけ避けたいものです。

大人の会話では、「パクリ」をどのような言葉に言い換えればいいでしょうか?

「パクリ」の類義語は「模倣」「真似」「後追い」「二番煎じ」……。

会議など固い表現が求められるシチュエーションでは、「模倣」や「真似」といった表現で言い換えればよいでしょう。

他にも「後追い」や「二番煎じ」といった言葉に置き換えることができます。ちなみに、これらの言葉にはいずれもネガティブなイメージがある点は知っておきたいところです。

「パクリ」の言い換え例 ①
  • 模倣
  • 真似
  • 後追い
  • 二番煎じ

「パクリ」をポジティブなイメージで言い換えたい場合には?

「パクリ」をポジティブなイメージで言い換えたい場合には、「インスパイア」「アレンジ」「オマージュ」「ベンチマーク」といったカタカナ言葉が役に立ちます。

「パクリ」の言い換え例 ②
(「A社の製品をB社がパクっている」を言い換えるケース)
  • 「B社の製品はA社の製品からインスパイアされていますね」
  • 「A社の製品をアレンジしたのがB社の製品です」
  • 「B社の製品はA社の製品をオマージュしていますね」
  • 「A社の製品をベンチマークしてB社の製品が作られたのでしょう」

カジュアルなシチュエーションでの「パクリ」の言い換えには、「リスペクト」という言葉も使えます。

例えば「B社の製品はA社の製品をリスペクトして作られたのでしょう」と表現することで、ネガティブなイメージをポジティブなイメージに変えることができるでしょう。

以上、「パクリ」という言葉の言い換え例を考えてみました。

いずれにせよ「パクリ」という言葉の言い換えパターンをいくつか知っておいても、決して損はないと思います。

「パクリ」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年4月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。