「箝口令」の読み方、意味、SPI対策の覚え方は? 英語でどう言う?

「箝口令」の読み方、意味、SPI対策の覚え方は? 英語でどう言う?

箝口令(かんこうれい)とは、何かの秘密を守るために話すことを禁じる命令や圧力のことです。

「箝」は歯科医が歯を抜くときに使う「鉗子」という道具のことで、「口令」は命令のことです。

つまり、もともと箝口令とは「鉗子」で口を閉じさせる命令という意味でした。

例えば、政府や企業がスキャンダルや不祥事を隠すために、関係者に「箝口令」を敷くというような使い方があります。

「箝口令」の読み方は「かんこうれい」です。

「箝口令」の覚え方

この言葉は、もともとは「歯科医の道具」の名前でした。

「箝」とは、歯を抜くときに使う鉗子(かんし)のことで、「口令」とは、命令や指示のことです。

つまり、「箝口令」とは「鉗子で口を閉じさせる命令」という意味でした。

のちに「秘密を守るための話すことを禁じる命令や圧力」の比喩として使われるようになりました。

英語で「箝口令」をどう言う?

英語では、「箝口令」に相当する表現はいくつかありますが、一番よく使われるのは「gag order」という言葉です。

「gag」は「ふざける」「むせる」「口をふさぐ」などの意味があり、「order」は「命令」「注文」「順序」などの意味があります。

「gag order」とは、裁判や法律の関係で、話すことや報道することを禁止する命令のことです。

例えば、裁判中の被告人や証人に「gag order」が出されるというような使い方があります。

他にも、「silence order」「hush order」「zip-it order」などの表現もありますが、これらはあまり一般的でありません。

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