社外の人とのやり取りでは注意!?「○○(役職・部署・名前)マター」の意味とは?

「専務マター」「佐藤マター」「人事部マター」……。

ビジネスシーンでよく聞く「○○(役職・部署・名前)マター」という言葉。いったいどのような意味があるのでしょうか?


社外の人とのやり取りでは注意!?「○○(役職・部署・名前)マター」の意味とは?

それ、俺マターだからw


「○○(役職・部署・名前)マター」の意味とは?

まずは「マター」という言葉の意味の確認から。

「マター」は英語の matter を語源とする言葉で、matter の”問題””事柄””事態”といった意味がそのままカタカナ語「マター」の意味になっています。

matter は大学入試や高校入試でも出題される単語なので、知っている人も多いのではないでしょうか。

matter の意味
  • “問題””事柄””事態”

「専務マター」「佐藤マター」???

そして本題。

同僚や上司との会話の中で、「専務マター」「佐藤マター」など「○○(役職・部署・名前)マター」という言葉を聞いて、意味がわからず困惑してしまった人もいるかもしれません。

例えば「最終決裁は専務マターだから」や「A社は佐藤マターだね」という表現です。

“○○の担当(する問題)””○○が責任を持っている(事柄)”という意味がある

「○○(役職・部署・名前)マター」という言葉は”○○の担当(する問題)”、あるいは”○○が責任を持っている(事柄)”といった意味があります。

つまり、「最終決裁は専務マターだから」であれば”最終決裁は専務が担当している(権限を持っている)”という意味になり、「A社は佐藤マターだね」なら”A社は佐藤さんの担当だ”を意味するのです。

「○○(役職・部署・名前)マター」の意味
  • “○○の担当(する問題)”
  • “○○が責任を持っている(事柄)”

この他にも「人事部マター」なら”人事部が担当する問題”ですし、「取締役会マター」なら”取締役会が決定する事柄”ぐらいに考えればよいでしょう。

社外の人とのやり取りでは注意したい「○○(役職・部署・名前)マター」

この「○○(役職・部署・名前)マター」という言葉は、外資系企業やコンサルタントなど一部業界や業種ではよく使われている言葉です。

しかし、一般的な言葉であるかという点を考えると、まだまだなじみの薄い言葉ではないでしょうか。

業界や社内で通用する言葉であっても、社外の人には理解できない言葉である可能性も高いので、ビジネスメールや会話などでは、やはり”○○の担当(する問題)””○○が責任を持っている(事柄)”などと言い換える必要が出てきます。

このような使われ方もある

まれにインタビュー記事などで「経営マター」「政治マター」といった言葉が出てきますが、これらも「○○(役職・部署・名前)マター」と基本的な意味は同じです。

ただ、こちらは”○○に関する事柄”と考えるとわかりやすいかもしれませんね。

  • 経済マター ⇒ 経済に関する事柄
  • 経営マター ⇒ 経営に関する事柄
  • 政治マター ⇒ 政治に関する事柄
  • 財務会計マター ⇒ 財務会計に関する事柄

余談ですが、カジュアルな表現では「いや~転職したいんだけどさ、奥さんマターだからなぁ」といった使われ方もあります。

だいたい予想はつくと思いますが、”奥さんに転職の決定権を委ねている””奥さんから反対にあっている”といった意味を含んでいます。

以上、「○○(役職・部署・名前)マター」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。

※本記事は2016年5月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。