不動産業界・コールセンター業界で使われる!?「せんみつ」の意味とは?

”成約率0.3%”のこと

不動産業界やコールセンター業界などで使われている言葉に「せんみつ」という業界用語があります。この「せんみつ」には、いったいどのような意味があるのでしょうか?

不動産業界・コールセンター業界で使われる!?「せんみつ」の意味とは?

契約をとることは難しいっ!


「せんみつ」の本来の意味とは?

「せんみつ」に漢字をあてると「千三つ」

「千三つ」は古くからある言葉で、語源であるとされる江戸時代の小説、浮世草子(『桜陰比事』)には以下のように記述されています。

「千いふ事三つもまことはなしとて千三つといふ男あり」

(=本当のことは千のうち三つしか言わない「千三つ」という男がいた)

要するに”嘘ばかり言ったり口八丁手八丁で相手をだます人物”を、昔は「千三つ」と呼んだのです。

そして、そんな人物が多く集まる業種を「千三つ屋」と呼んだのだとか。不動産業界も古くは隠語で「千三つ屋」と言われていたそうです(注:後述しますが諸説あります)。

ちなみにタレントのせんだみつおさんの芸名も、この「千三つ」に由来しているとされています。

「せんみつ」=”成約率0.3%”のことも指す

現在、不動産業界やコールセンター業界(それから飛び込み営業系の業種や会社)などで使われている「せんみつ」という言葉には、”嘘ばかり言ったり口八丁手八丁で相手をだます人物”とは、また違った意味があるようです。

千のうち三つとは1000分の3。すなわち「せんみつ」は”成約率0.3%(あるいは、それくらい契約をとることが難しいこと)”を意味しているというのです。

どういう経緯でこの意味が生まれたかは不明ですが、”成約率0.3%”とは、なかなかリアルな数字ではないでしょうか?

「せんみつ」の意味
  • “嘘ばかり言ったり口八丁手八丁で相手をだます人物”
  • “成約率0.3%(あるいは、それくらい契約をとることが難しいこと)”

不動産業界やコールセンター業界(それから飛び込み営業系の業種や会社)で「せんみつ」という言葉を聞いたら、「あっ、”成約率0.3%(あるいは、それくらい契約をとることが難しいこと)”なんだな」と解釈すれば、まず間違いありません。

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営業系のビジネスパーソンは”成約率3%”をひとつの目安に

一般的な営業活動において、DMやテレアポからの相手先訪問、そしてクロージング(成約)に至る確率は(もちろん業種によって異なりますが)数%だと言われています。

「せんみつ」すなわち”成約率0.3%”では少し物足りないので、営業系のビジネスパーソンは、その10倍の”成約率3%”をまずはひとつの目安にしてもよいかもしれませんね。

以上、「せんみつ」の意味についての説明でした。皆さんの参考になれば幸いです。

※本記事は2016年5月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。