仕事現場で「せんみつ」というと何の意味?

仕事現場で「せんみつ」というと何の意味?

「せんみつ」とは「千3つ」とも書き「千のうち、わずか3つ」という意味です。つまり非常に少ない割合・確率のことです。

もともとの意味は「千のうち3つしか真実を言わない」つまり嘘つきな人のことを指す悪口でした。

ビジネスシーンで「せんみつ」と言うと

現代では「嘘つき」という意味で「せんみつ」という言葉が使われることはほとんどありません。

ビジネスシーンで「せんみつ」というときは、基本的に「非常に少ない割合や確率」という本来の意味です。

以下のような場面で使われます。

ハイリスク・ハイリターン

新製品開発や新規事業がとても難しいことを「せんみつ」と表現することがあります。

たくさんの商品を出しても、ヒットして生き残れるのは「千個のうちせいぜい3つくらい」という意味です。

要するに、新規事業が「ハイリスク・ハイリターン」だということです。

効率の悪いマーケティング

マーケティング分野では、効率の悪い手法に対して、「せんみつ」という言葉を使うことがあります。

これは、「千件のうち3件の確率」ということで、「反応率が0.3% 程度」ということです。

「せんみつ」という言葉自体は特にネガティブな響きがないので、「反応率0.3%程度だからやめるべき」という意味のときも、「反応率0.3%程度でもやむを得ず続けるべき」という意味のときも、いずれもあります。

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