「フレックス制」と「完全フレックス制」は微妙に違う…「フレックスタイム制度」の意味とは?

「完全」がつくかつかないかで内容も異なる

アルバイト情報誌や転職情報誌を見ていると出てくる「フレックスタイム制度」という言葉。

実は、「フレックスタイム制度」には「フレックス制」と「完全フレックス制」の二種類があり、微妙に内容が異なります。


「フレックス制」と「完全フレックス制」は微妙に違う…「フレックスタイム制度」の意味とは?

違いがよくわからない!


「フレックスタイム制度」の意味とは?

まずは「フレックスタイム制度」の基本的な意味から確認しましょう。

「フレックスタイム制度(英語:flextime system)」とは、変形労働時間制の一つで”従業員自身が一定の定められた時間帯の中で始業時刻と終業時刻を決めることができる制度”のこと。

簡単に言えば、”従業員が自由に働く時間帯を決めることができる制度”になります。

「フレックスタイム制度」の意味
  • “従業員自身が一定の定められた時間帯の中で始業時刻と終業時刻を決めることができる制度”
  • “従業員が自由に働く時間帯を決めることができる制度”

「フレックスタイム制度」は、一般的には「フレックス制」とも呼ばれます。

一般的な「フレックス制」には「コアタイム」が存在する

一般的な「フレックス制」には、”従業員が必ず出勤していなければならない時間帯”である(「コアタイム」)が存在するのが普通です。

従業員にとって時間の融通の利く「フレックス制」はメリットがありますが、業務を行ううえ(例えばミーティングをしたり連絡事項を通達するなど)では、出勤していない従業員がいると困ることが出てきます。

そこで多くの会社では、通常数時間の「コアタイム」を設定しているのです。

「コアタイム」の意味
  • “従業員が必ず出勤していなければならない時間帯”

「完全フレックス制」とは?

一方の「完全フレックス制」とは、”「コアタイム」が存在しない「フレックス制」”のこと。

コールセンターやフルコミッションの営業職な、ど比較的稼働時間が長い職場や特殊な職種で採用されています。

「完全フレックス制」の意味
  • “「コアタイム」が存在しない「フレックス制」”

「完全フレックス制」の求人は少ない

一般的には、「コアタイム」が存在しない「フレックス制」である「完全フレックス制」の求人は少ないのが実情です。

先ほども挙げた通り、比較的稼働時間が長いコールセンターや、特殊な給与体系であるフルコミッションの営業職などでの採用が多いのではないでしょうか。

近年、IT系の企業でも「完全フレックス制」を導入する企業が出てきてはいますが、まだまだ少数派であるようです。

いずれにせよ、アルバイト情報誌や転職情報誌で「フレックスタイム制度」や「フレックス制」という言葉がある場合には、「コアタイム」のあるなしを確認するとよいでしょう。

以上、「フレックスタイム制度」の意味についての説明でした。参考になれば幸いです。

「フレックスタイム制度」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年6月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。