毎回、考えるのに苦労する朝礼ネタ。
ここでは朝礼ネタに使える格言、「つもり違い十訓」「福澤心訓」「心戒十訓」を紹介します。
「つもり違い十訓」とは?
まずは「つもり違い十訓」から。
作者不詳の格言で、「~のつもりが~だった」という記述が十個並んだ格言です。
「つもり違い十訓」
1.高いつもりで低いのが教養
2.低いつもりで高いのが気位
3.深いつもりで浅いのが知識
4.浅いつもりで深いのが欲望
5.厚いつもりで薄いのが人情
6.薄いつもりで厚いのが面の皮
7.強いつもりで弱いのが根性
8.弱いつもりで強いのが自我
9.多いつもりで少ないのが分別
10.少ないつもりで 多いのが無駄
真実をついた、なかなか耳の痛い内容ですね。
「福澤心訓」とは?
続いては「福澤心訓」。福澤諭吉が作成したとされる教訓です。
小説家・清水義範氏の『福沢諭吉は謎だらけ。心訓小説』によると、福澤諭吉が作ったものではなく、作者不明の教訓なんだそう。
「福澤心訓」
一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。
これもまた、素晴らしい内容ですね。
「心戒十訓」とは?
そして「心戒十訓」。
やはり『福沢諭吉は謎だらけ。心訓小説』によると、この「心戒十訓」は、倫理研究所初代理事長の丸山敏雄氏の手によるものだとか。
「心戒十訓」
1.人を大切にする人は人から大切にされる。
2.人間関係は相手の長所と付き合うものだ。
3.人は何をしてもらうかより何が人に出来るかが大切である。
4.仕事では頭を使い、人間関係では心を使え。
5.挨拶はされるものではなくするものである。
6.仕事は言われてするものではなく、探してするものである。
7.わかるだけが勉強ではない、出来る事が勉強だ。
8.美人より美心。
9.言葉で語るな、心で語れ。
10.良い人生は、良い準備から始まる。
いずれも心に留めておきたい言葉ばかりですね。
朝礼ネタに困ったら、これら「つもり違い十訓」「福澤心訓」「心戒十訓」をネタにしても面白いのではないでしょうか。
以上、「つもり違い十訓」「福澤心訓」「心戒十訓」についての紹介でした。参考になれば幸いです。
※本記事は2016年7月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。