職場で「キックオフ」というと何の意味?

職場で「キックオフ」というと何の意味?

仕事現場で上司から「キックオフ」の手配してと頼まれると困惑する人もいるでしょう。

フットボール場を予約して、サッカーボールとユニフォーム人数分を購入しておくべきなのでしょうか?(笑)

「キックオフ」とは、もともとはサッカーやラグビーなどフットボール系スポーツで、試合開始やゴール後の試合再開のタイミングを指す言葉ですね。

つまり、ボールを蹴って動き出すという意味ですね。 おそらく皆さんご存知でしょうが…(笑)

ただ、仕事現場で上司から「キックオフの手配しておいて」というように指示されると、困惑してしまう人もいるでしょう。

ここでは、このようにビジネスシーンで使われる「キックオフ」の意味を解説します。

職場での「キックオフ」の意味

ビジネスシーンで「キックオフ」という言葉は「新しいプロジェクト(新企画・新規事業)を始めること」という意味で使われています。

新しいプロジェクトやチームを立ち上げる時に、メンバーが集まって自己紹介や目的の共有、役割分担やスケジュールの確認などを行う会合のことを「キックオフミーティング(キックオフ会議)」と言います。

これは、プロジェクトの成功に向けてメンバー全員が情報を共有し、共通理解を促すことが目的です。

また、「キックオフイベント」という言葉もあります。

これは、新しい商品やサービスの販売をスタートさせる時に開催するイベントのことです。

消費者やメディアに対して商品やサービスの魅力をアピールすることが目的です。

こういったイベントを省略して「キックオフ」と呼びます。

サッカーに関係のないビジネスシーンで「キックオフ」といえば、十中八九、「キックオフミーティング」「キックオフ会議」「キックオフイベント」といったイベント、もしくは「新しい企画を始めること」そのものを指します。

上司から「キックオフの手配をしておいて」と言われて、フットボール場とサッカーボールの手配してはいけません(笑)

英語の kick off と日本語のキックオフの違い

英語では「kick off」は比較的カジュアルな表現であり、公式な場では「start」や「begin」などを使うことが多いです。

しかし、日本語ではキックオフはビジネス用語として定着しており、公式な場でも使われます。

関連記事

「和魂洋才」「和魂漢才」の読み方、意味、語源、英語での表現は?

和魂洋才(わこんようさい)は「日本人としての心を持ちながら、西洋の知識や技術を学ぶ」という意味です。和魂漢才(わこんかんさい)は「日本人としての心を持ちながら、中国の知識や技術を学ぶ」という意味です。 つまり和魂洋才と和魂漢才は、「西洋」を対象とするか「中国」を対象とするかの違いはあれど、似た意味の言葉といえます。

目次
メインメニュー