「上期」「上半期」「下期」「下半期」は何月から何月? 読み方、意味、SPI対策の覚え方は?

「上期」「上半期」「下期」「下半期」は何月から何月? 読み方、意味、SPI対策の覚え方は?

上期(かみき)、上半期(かみはんき)、下期(しもき)、下半期(しもはんき)はいつからいつなのか。

一般的には4月から9月が上期、10月から3月までが下期ですが、米国企業の日本法人では7月から12月が上期、1月から6月までが下期の会社があり、ヨーロッパ企業の日本法人では1月から6月が上期、7月から12月が下期の会社もあります。

「上半期」と「下半期」は、1年を2つに分けた期間のことを言います。 「上半期」「下半期」の読み方は「かみはんき」「しもはんき」です。 日本では一般的に、4月から9月までを「上半期」、10月から3月までを「下半期」とします。

そして「上半期」を「上期」、「下半期」を「下期」と略して言うこともあります。 「上期」「下期」の読み方は「かみき」「しもき」です。

これに対して「四半期」は、1年を4つに分けた期間のことを言います。 1つの期間は3か月になります。 日本では一般的に、4月から6月までを「第1四半期」、7月から9月までを「第2四半期」、10月から12月までを「第3四半期」、1月から3月までを「第4四半期」と呼びます。

「上期」「下期」は何月から何月?

日本では、1年の始まりをいつにするかを会社(法人組織)ごとに自由に決められ、自由に決めた「1年間」のことを「会計年度」と言います。

自由に決められるものの、日本ではほとんどの組織が「4月1日」から「3月31日」を「会計年度」としています。 「4月1日」から「3月31日」以外の会計年度を使うと、事務手続きが煩雑になりコストがかかるためです。

そのため、日本では一般的に、4月から9月までを「上半期」「上期」、10月から3月までを「下半期」「下期」と呼びます。

なお、上記で説明したように「4月1日」から「3月31日」以外の会計年度を使う組織では、「上半期」「下半期」は別の時期にズレます。

例えば、アメリカ合衆国では、多くの企業が7月1日から6月30日までを会計年度として設定しているため、7月から12月までが「上半期」「上期」、1月から6月までが「下半期」「下期」です。米国企業の日本法人などを中心に、一部の会社ではこの会計年度を採用しています。

例えば、ドイツやフランスでは、多くの企業が1月1日から12月31日までを会計年度として設定しているため、1月から6月までが「上半期」「上期」、7月から12までが「下半期」「下期」です。ヨーロッパ企業の日本法人などを中心に、一部の会社ではこの会計年度を採用しています。

「上半期」「下半期」「上期」「下期」の覚え方

「期」とは「期間」のことです。

そして12ヶ月を「上」と「下」と「半分ずつ」に分けるので、1つの期間は6ヶ月です。

もともとの言葉「上半期」「下半期」という言い方ですが、「半」が省略され「上期」「下期」という言い方もされます。

四半期の覚え方

「四半期」とは、「半」がついていますが、1年を「半分」に分けるのではありません。

1年を「四半」つまり「四分の一(1/4)」に分けます。

12ヶ月を1/4に分けるので、1つの期間は3か月ずつです。

「上半期」「下半期」「上期」「下期」を「さらに半分にしたもの」が四半期です。

日本では一般的に、4月から6月までを「第1四半期」、7月から9月までを「第2四半期」、10月から12月までを「第3四半期」、1月から3月までを「第4四半期」と呼びます。

日本の上場企業では、3か月ごとに「決算」を公表して、その期間の経営成績を明らかにすることが義務づけられています。

そのため、企業内の各部署・各チームでも、3ヶ月ごとに区切って目標を定めている場合が多いです。

なお、上で見てきたように、「4月1日」から「3月31日」以外の会計年度を使う組織では、四半期もその分ズレが生じます。

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