数値の変化が”よく目立つ”!「顕著」の意味と使い方とは?

“よく目立つこと”、”著しいこと”

「A社は、海外事業の中でもB国での事業の伸びが『顕著』のようだ」「昨年末からC国経済の減速が『顕著』になっている」……。

このようにビジネス系の記事でもよく用いられる「顕著」という言葉。

「顕著」には、いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


数値の変化が”よく目立つ”!「顕著」の意味と使い方とは?

ここの部分の伸び率が顕著なんですね


「顕著」の読み方と意味とは?

まずは「顕著」という言葉の読み方と意味の確認から。

「顕著」の読み方は”けんちょ”。

「顕」の字には”よく目立つ”という字義があり、また「著」の字に送りがなをふると”著(いちじる)しい”となります。

というわけで、「顕著」の意味は”よく目立つこと”、”著しいこと”になります。

「顕著」(読み方:”けんちょ”)の意味
  • “よく目立つこと”
  • “著しいこと”

特に具体的な数値の変化が”よく目立つ”、あるいは”著しい”際に「顕著」という言葉が用いられます。

「顕著」の基本的な使い方

続いて、「顕著」の基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

基本的には「顕著だ」「顕著である」「顕著に(と)なっている」といった形で用いられます。

「顕著」の基本パターン
  • 顕著だ
  • 顕著である
  • 顕著に(と)なっている
  • 顕著に見受けられる
  • 顕著な傾向となっている
  • 顕著に出ている
  • 顕著に現れている

また、「顕著な例」のような使い方もあります。

「顕著」の具体的な文例

「顕著」を用いた具体的な文例についても見てみましょう。

「顕著」を用いた具体的な文例
  • A社は、海外事業の中でもB国での事業の伸びが「顕著」のようだ。
  • 昨年末からC国経済の減速が「顕著」になっている。
  • 近年D市では、若者の転出超過が「顕著」である。
  • トラック運転手の高齢化が「顕著」になっている。
  • 近年は、若者の自動車離れが「顕著」になっている。
  • 輸出額の伸び悩みが「顕著」となっている。
  • 農業の後継者不足が「顕著」となっている。

これらの文から、具体的な数値の変化が”よく目立つ”、あるいは”著しい”というイメージが湧くでしょうか?

「顕著」の同義語・類義語

「顕著」の同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「顕著」に似た言葉には「目立つ(こと)」や「著しい(こと)」、「甚(はなは)だしい(こと)」などといった言葉があります。

「顕著」の同義語・類義語
  • 「目立つ(こと)」
  • 「著しい(こと)」
  • 「甚だしい(こと)」

いずれにせよ「顕著」という言葉は、ビジネス系の記事のみならずビジネスシーンでもよく用いられる言葉なので、社会人の常識として意味や使い方を知っておきたいところです。

以上、「顕著」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。

※本記事は2016年8月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。