「感心」と「関心」…”かんしん”の意味と使い方の違いとは?

”かんしん”の使い分けは意外と簡単!

「小学生たちの礼儀正しい態度に”かんしん”する」「日本食に対する”かんしん”が高まっている」……。

これらのケースにおいては、「感心」と「関心」のどちらの漢字を使えばよいのでしょうか?

知っているようで、意外とあやふやなことも多い「感心」と「関心」の区別ですが、社会人としては一般常識として知っておきたいところ。

ここでは、「感心」と「関心」の意味と使い方の違いについて考えてみたいと思います。


「感心」と「関心」…「かんしん」の意味と使い方の違いとは?

「関心」?「感心」?


「感心」の意味とは?

まず先に「感心」の意味の確認から。

「感心」の意味は、“立派なものを見て心が動かされること”になります。

「感心」(読み方:”かんしん”)の意味
  • “立派なものを見て心が動かされること”

簡単に言えば、他の誰かの素晴らしい態度を見て「すごいなぁ」「偉いなぁ」と感じることが「感心」です。

ちなみに「感」という漢字自体にも、”物事を見たり聞いたりして心が動くこと”という字義があります(また「感」を用いた熟語には、「感動」や「感嘆」、「感服」などがあります)。

「感心」の使い方(文例)

「感心」を用いた、具体的な文例を見てみましょう。

「感心」を用いた文例
  • 試合後、ゴミ拾いを率先して行う観客に「感心」した。
  • 工場見学に来た小学生たちの礼儀正しい態度に「感心」する。
  • 漫画家の発想力には「感心」させられることが多い。
  • 震災時の日本人のマナーのよさに「感心」する外国人が多かった。

このように「感心」という言葉は使われます。

繰り返しますが、他の誰かの素晴らしい態度を見て「すごいなぁ」「偉いなぁ」と感じることが「感心」です。

「関心」の意味とは?

一方の「関心」の意味はどうでしょう。

「関心」の意味は“心をひかれ、注意を向けること”になります。

「関心」(読み方:”かんしん”)の意味
  • “心をひかれ、注意を向けること”

簡単に言えば、「興味」を持つということ。多くの場合において「関心」は「興味」という言葉に置き換えることができます。

「関心」の使い方(文例)

「関心」の具体的な文例を見てみましょう。

「関心」を用いた文例
  • 外国では日本食に対する「関心」が高まっている。
  • 副業に「関心」を持つ人は多い。
  • 政治に対する「関心」の低さが問題視されている。
  • 環境問題について「関心」を高めることは、とても大切なことだ。

このように「関心」は用いられます。

「関心」を「興味」という言葉に置き換えても通じますね。

中学入試や高校入試でも出題される「感心」と「関心」

実は、「感心」と「関心」の区別は中学入試や高校入試でも出題される内容です。

「感心」と「関心」の区別があやふやな社会人は、あなたが大事なシチュエーションで恥をかかないよう、この機会にぜひ覚えてくださいね。

以上、「感心」と「関心」の意味と使い方の違いについての説明でした。参考になれば幸いです。

「感心」と「関心」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年7月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。