「ネックになる」と語源は同じ!「ボトルネック」の意味と使い方とは?

「『ボトルネック』となる作業が全体の効率を損ねている」「業務の『ボトルネック』となる部分を知り、改善を実施することでコスト削減が可能になる」……。

このようにビジネス系の記事やビジネスシーンで見聞きする機会も多い「ボトルネック」という言葉。

いったいどのような意味があるのでしょうか?


「ネックになる」と語源は同じ!「ボトルネック」の意味と使い方とは?

ボトルネックになっている部分はどこだろう?


英単語 bottleneck に由来するカタカナ語「ボトルネック」

私たちがビジネスシーンでよく目にする「ボトルネック」は、英語の bottleneck を語源とする言葉です。

英単語 bottleneck には”瓶の首”、さらに”瓶の首のような狭い通路(渋滞が起きる場所)”という意味があります。

英単語 bottleneck の意味
  • “瓶の首”
  • “瓶の首のような狭い通路(渋滞が起きる場所)”

カタカナ語「ボトルネック」の意味とは?

カタカナ語「ボトルネック」は、一般的には”瓶の首のような狭い通路(渋滞が起きる場所)”や、”進行の妨げになるもの”という意味で主に用いられます。

道路工事が原因で起きる交通渋滞をイメージするとわかりやすいかもしれません。

またビジネスシーンにおいては、主に”作業効率が悪い部分”の意味で使われることが多い言葉です。

カタカナ語「ボトルネック」の意味
  • “瓶の首のような狭い通路(渋滞が起きる場所)”
  • “進行の妨げになるもの”
  • “作業効率が悪い部分”

ちなみに、私たちが普段なにげなく使っている「ネックになる」という表現。この「ネックになる」の表現も bottleneck が語源であり、「ボトルネック」と同じ意味で使われています。

ビジネスシーンにおける「ボトルネック」の使い方(文例)

実際に「ボトルネック」は、どのように用いられるのでしょうか。

ビジネスシーンにおける「ボトルネック」を用いた具体的な文例を見てみましょう。

カタカナ語「ボトルネック」を用いた文例
  • 「ボトルネック」となる作業が全体の効率を損ねている。
  • 生産性の「ボトルネック」をなくし、さらに業務効率を改善していかなければならない。
  • 営業プロセスの「ボトルネック」を可視化したうえで改善を進める。
  • 業務の「ボトルネック」となる部分、すなわち効率が悪い部分はどこなのかを知り、改善を実施することでコスト削減が可能になる。

このように「ボトルネック」という言葉は用いられます。

文例にもあるように、ビジネスにおける「ボトルネック」とは、業務全体から見て非効率になっている部分のこと。その部分に何らかの改善を施すことにより業務全体の効率が向上し、さらにはコストが削減されることが期待されるのです。

お役所関係でも用いられる「ボトルネック」

「ボトルネック」は、お役所関係の文書でもよく用いられます。

例えば「ボトルネック踏切」は、”交通の支障になる踏切(=渋滞が起きやすい踏切)”のこと。「ボトルネック橋梁」なら”治水の支障になる橋梁(=水の流れの妨げになる橋)”という意味です。

「ボトルネック」の例
  • 「ボトルネック踏切」 = 交通の支障になる踏切
  • 「ボトルネック橋梁」 = 治水の支障になる橋梁

「ボトルネック」の同義語・類義語

「ボトルネック」の同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「ボトルネック」に似た言葉には、「支障」「障害」「妨げ」「非効率」「隘路(あいろ)」などといった言葉があります。

「ボトルネック」の同義語・類義語
  • 支障
  • 障害
  • 妨げ
  • 非効率
  • 隘路(あいろ)

ケースによっては、これらの言葉に言い換えたほうがよいこともあるでしょう。

いずれにせよ、「ボトルネック」という言葉はビジネスシーンでもよく用いられる言葉なので、社会人の常識として意味を知っておきたいところです。

以上、「ボトルネック」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。

「ボトルネック」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年8月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。