”ぶんすいりょう”は誤読!「分水嶺」の読み方と意味とは?

”ぶんすいりょう”ではなく、”ぶんすいれい”

「海外進出という決断が、A社の成功への『分水嶺』となった」「来月中旬に開催される米連邦公開市場委員会は、アメリカ経済のみならず世界経済にとって大きな『分水嶺』となるだろう」……。

このようにニュースやビジネス系の記事でもよく用いられる「分水嶺」という言葉。

いったいどのような意味があるのでしょうか?


”ぶんすいりょう”は誤読!「分水嶺」の読み方と意味とは?

あの時なぁ、こうしてればよかったのかもなぁ……


「分水嶺」の読み方と意味とは?

まずは「分水嶺」という言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「分水嶺」の読み方は”ぶんすいれい”。たまに”ぶんすいりょう”と読んでいる人がいますが、正しくは”ぶんすいれい”です。

「嶺(れい)」とは山の頂上や高くなっている箇所を表す言葉であり、本来、「分水嶺」は”山に降った雨【水】が異なる河川へと流れ込むことになる【分】かれ目の場所(【嶺】)”を意味する言葉となります。

さらに、この意味が転じて比喩的に”(大きな)分かれ目”であったり、”(大きな)転機”、”転換点”といった意味で用いられます。

「分水嶺」(読み方:”ぶんすいれい”)の意味
  • ”山に降った雨水が異なる河川へと流れ込むことになる分かれ目の場所(嶺)”
  • ”(大きな)分かれ目”、”(大きな)転機”、”転換点”

「分水嶺」を用いた具体的な文例

具体的な文例についても見てみましょう。

「分水嶺」を用いた具体的な文例
  • 海外進出という決断が、A社の成功への「分水嶺」となった。
  • 来月中旬に開催される米連邦公開市場委員会は、アメリカ経済のみならず世界経済にとって大きな「分水嶺」となるだろう。
  • 宮崎駿氏の登場は、日本アニメ界にとって大きな「分水嶺」になったと言っても過言ではないだろう。
  • 日本とアメリカが開戦へと向かう大きな「分水嶺」となったのは、1941年7月の日本のベトナム南部)駐と、それに対するアメリカ・イギリス・オランダの対日全面禁輸だとされている。

”(大きな)分かれ目”、”(大きな)転機”、”転換点”という言葉に言い換えても通じますね。

「分水嶺」の同義語・類義語

「分水嶺」に似た言葉には、上でも述べたように「(大きな)分かれ目」や「(大きな)転機」、「転換点」、さらには「岐路(読み方:きろ)」などといった言葉があります。

「分水嶺」の同義語・類義語
  • 「(大きな)分かれ目」
  • 「(大きな)転機」
  • 「転換点」
  • 「岐路(読み方:きろ)」

いずれにせよ、「分水嶺」という言葉はニュースやビジネス系の記事でもよく用いられる言葉なので、社会人の一般常識として意味を知っておきたいところです。

また繰り返しますが、読み方は”ぶんすいれい”。”ぶんすいりょう”ではないので注意してくださいね。

以上、「分水嶺」の読み方と意味についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

「分水嶺」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年12月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。