閑古鳥はカッコウのことだった!「閑古鳥が鳴く」の意味と使い方とは?

「閑古鳥」は”かんこどり”と読む

「8月の株式市場は夏休みということもあり、『閑古鳥が鳴く』閑散相場となる」「ネット通販の影響でA電気の各店舗では『閑古鳥が鳴き』、今年に入って約2割の店舗が閉店した」……。

このようにビジネス系の記事でもよく用いられる「閑古鳥が鳴く」という表現。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


閑古鳥はカッコウのことだった!「閑古鳥が鳴く」の意味と使い方とは?

あ、カッコウが鳴いている……


「閑古鳥」の読み方と意味とは?

まずは「閑古鳥」の読み方と意味の確認から。

「閑古鳥」は”かんこどり”と読みます。

そして「閑古鳥」とは、ズバリ”カッコウ(郭公)”のこと。

「閑古鳥」(読み方:”かんこどり”)の意味
  • “カッコウ(郭公)”

「閑」の字には”しずか”や”ひま”という意味がある

ちなみに「閑」の字を訓読みすると”しずか”や”ひま”と読み、また「閑」の字は同様の意味を持ちます。

「閑」の字を用いた熟語の例には、「閑散(=”ひっそりと静まりかえっている様子”)」、「農閑期(=”農作業がなく暇な時期”)」「閑散期(=”暇な時期”)」などがあり、「閑」の字が持つ”しずか”や”ひま”という意味をイメージしやすいかもしれません。

「近年、テーマパークでも、『繁忙期』の料金を高めに設定し『閑散期』に料金を安くすることで利益を最大化させようという動きがある」「うちの会社は年中『繁忙期』だから。『閑散期』なんてないから」......。 このように様々なシチュエーショ...

「閑古鳥が鳴く」の意味とは?

「閑古鳥が鳴く」とは、静かな森の中にカッコウの鳴き声がさびしく響き渡るかのごとく、”お店にお客が入らず、ひっそりとしてさびれている様子”を表した言葉です。

昔から日本人はカッコウの鳴き声にさびしさを感じていたとされ、松尾芭蕉の句にも詠まれたのだとか。

「閑古鳥が鳴く」(読み方:”かんこどり(が)な(く)”)の意味
  • “お店にお客が入らず、ひっそりとしてさびれている様子”

もちろん、暇なお店の店主に対して直接「いやぁ、見事に『閑古鳥が鳴いて』いますね」とは言ってはなりません。

「閑古鳥が鳴く」の具体的な文例

「閑古鳥が鳴く」を用いた具体的な文例についても見てみましょう。

「閑古鳥が鳴く」を用いた具体的な文例
  • 来場者が減り、「閑古鳥が鳴いて」いる遊園地。
  • 新作映画の上映初日だというのに、映画館は「閑古鳥が鳴いて」いた。
  • 8月の株式市場は夏休みということもあり、「閑古鳥が鳴く」閑散相場となる。
  • ネット通販の影響でA電気の各店舗では「閑古鳥が鳴き」、今年に入って約2割の店舗が閉店した。

このように「閑古鳥が鳴く」という言葉は用いられます。

“お店にお客が入らず、ひっそりとしてさびれている様子”がイメージできたでしょうか。

「閑古鳥が鳴く」の同義語・類義語

「閑古鳥が鳴く」の同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「閑古鳥が鳴く」に似た言葉には「(お店が)暇」や「閑散(としている)」、「開店休業状態」、「不入り」、「ガラガラ」などといった言葉があります。

「閑古鳥が鳴く」の同義語・類義語
  • 「(お店が)暇」
  • 「閑散(としている)」
  • 「開店休業状態」
  • 「不入り」
  • 「ガラガラ」

いずれにせよ、「閑古鳥が鳴く」という表現は社会人の常識として意味を知っておきたいところです。

くれぐれも、あなたのお店で「閑古鳥が鳴く」ようなことがないようにしてくださいね。

以上、「閑古鳥が鳴く」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。

「閑古鳥が鳴く」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年8月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。