職務経歴書に「骨子を作成」と書いて「はじめの一歩を担当した仕事」をアピール

職務経歴書に「骨子を作成」と書いて「はじめの一歩を担当した仕事」をアピール

例えば就職からまだ日が浅いけど転職したい場合など職務経歴書でアピールするネタが少なくて悩む人もいると思います。

あなたの仕事のなかで資料の「原案」を作成したり文書の「たたき台」を作成した経験はありませんか?

このような「はじめの一歩」を担当した仕事をとりあげ、職務経歴書に「何々の骨子を作成しました」と書く作戦があります。

「骨子」とは「物事の中心となる大切な部分や核心」ということです。

企画や提案などをするときに「骨子を示す」ということは、その企画や提案の目的や方針、方法などを簡潔にまとめて示すということです。

法律や条約などを作るときに「骨子を作る」ということは、その法律や条約の主要な内容や枠組みを決めるということです。

「骨子」という言葉を使った例文

これらの例文からわかるように「骨子」は名詞として使われます。また「~の骨子」という形で、その物事の重要な部分を指す場合が多いです。

「骨子」という言葉の語源

「骨子」という言葉の語源を見てみましょう。

「骨子」は「骨」と「子」から成り立っています。

「骨」は、動物や人間の体を支える硬い部分を表す言葉ですが、比喩的に「物事の基礎や根幹」という意味でも使われます。 「子」は、「小さいもの」や「いち部分」を表す接尾語ですが、ここでは「要素」や「部分」の意味で使われています。

したがって「骨子」とは、「物事の基礎や根幹を構成する要素や部分」ということになります。

はじめの一歩を担当した仕事は「骨子を作成」と職務経歴書に書こう

さて、この記事を読んでいる方の中には、転職を考えている人もいると思います。

学生(新卒)の就職活動と違い、転職では「職務経歴書」というものを履歴書と一緒に提出します。

職務経歴書とは、自分がこれまでにどのような仕事をしてきたか、どのような成果や貢献を出してきたかを記載する文書です。

職務経歴書の書き方には様々なテンプレートがありますが、重要なポイントとして言われているのは以下の3つです。

  1. 「仕事の内容」と「仕事の成果」を明確に分ける
  2. 成果はなるべく「数値」や「具体例」で説明する
  3. チームの中での自分の「役割」や「責任」を明示する

さて職務経歴書を書くとき、仕事の経験が少ないと書く「ネタ」が少なくて困りますよね。

例えば、就職からまだ日が浅いけど転職したい場合など、どうやって自分のスキルや能力をアピールすればいいのか悩むでしょう。

でも、安心してください。仕事の経験が少なくても、職務経歴書に書けることはたくさんあります。

職務経歴書のネタを見つけるためのキーワードのひとつが「骨子を作成」という言葉です。

あなたの仕事のなかで、資料の「原案」を作成したり、文書の「たたき台」を作成したりした経験はありませんか?

このような「はじめの一歩」を担当した仕事の中から1つピックアップして、職務経歴書に「何々の骨子を作成しました」と書いてみるのはオススメの作戦です。

「骨子を作成」することは、あなたが自分の考えや意見をまとめて伝える能力があることを示します。 また、「骨子」は、他の人と協力して内容をブラッシュアップするための基礎でもあります。 つまり、「骨子を作成」することは、あなたがチームワークやフィードバックにも積極的であることを示します。

「自分が書いたのは抜け漏れだらけだったから」「後で上司にかなり直されたから」と自信がなくとも、大丈夫です。

「骨子を作成」すること自体が価値あることですし、「抜け漏れ」「直し」があっても「この経験の反省に立って次の職場では…」とアピールすればよいのです。

これらを含めて「骨子を作成」した経験をアピールしてみましょう。

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