草案の前の段階!?「骨子」の意味と使い方とは?

”全体の骨組みとなる要点”のこと

「市の担当者が計画の『骨子』案を説明した」「県は今年度中に『骨子』案をまとめる予定だ」……。

このように、特にお役所言葉として用いられる「骨子」という言葉。

この言葉には、いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


草案の前の段階!?「骨子」の意味と使い方とは?

計画の骨子案ができました!


「骨子」の読み方と意味とは?

まずは言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「骨子」の読み方は”こっし”

「骨子」とは、特に公共機関が発表する計画や政策、提言、提案、宣言などに関連して用いられる言葉で、主に”全体の骨組みとなる要点”という意味を持つ言葉です。

また「計画の『骨子』案」と表現した場合、議論のたたき台となる「計画の”草案”」、あるいは、草案の前段階となる「計画の”基本的な方向性を示した案”」を指します。

さらに、しばしば”要約”の意味で用いられることがあります。

「骨子」(読み方:”こっし”)の意味
  • ”全体の骨組みとなる要点”
  • (「『骨子』案」で)”草案””基本的な方向性を示した案”
  • ”要約”

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「骨子」の基本的な使い方(基本パターン)

続いて基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

基本的には、以下のように用いられます。

「骨子」の基本パターン
  • 骨子(案)を示す
  • 骨子(案)を提示する
  • 骨子(案)を審議する
  • 骨子(案)がまとまる
  • 骨子(案)を明らかにする

「骨子」の具体的な文例

「骨子」を用いた具体的な文例についても見てみましょう。

「骨子」を用いた具体的な文例
  • 市の担当者が道路の建設計画の「骨子」案を説明した。
  • 今度のサミットで採択される首脳宣言の「骨子」案が明らかになった。
  • 市の福祉審議会が開かれ、次期地域福祉計画の「骨子」案を審議した。
  • 来月上旬にも計画案について、県としての考え方の「骨子」を示した。
  • 県は今年度中に新庁舎建設の「骨子」案をまとめる予定だ。
  • 論文の「骨子」は以下の通りである(”要約”という意味で)。

もちろんお役所言葉として用いられるのみならず、ビジネスシーンにおいても「骨子」という言葉は用いられます。

「骨子」の同義語・類義語

同義語・類義語についても考えてみましょう。

「骨子」に似た言葉には「要点」や「要旨」、「主旨」、「骨組み」、「枠組み」、「大枠」などといった言葉があります。

「骨子」の同義語・類義語
  • 「要点」
  • 「要旨」
  • 「主旨」
  • 「骨組み」
  • 「枠組み」
  • 「大枠」

いずれにせよ、社会人の常識として「骨子」という言葉の意味を知っておきたいところです。

以上、「骨子」の意味と使い方についての説明でした。ビジネスパーソンのみなさんの参考になれば幸いです。

※本記事は2016年9月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。