「証拠」や「証明」と同じ!「証左」の意味と使い方とは?

「証拠」や「証明」と同じ意味

「失業率の上昇は、政府による施策が失敗したことの『証左』であろう」「A社の営業方針が二転三転するのは、迷走が続いていることの『証左』かもしれない」「取引先の悪口をいうのは、裏を返せばろくな仕事をしてこなかった『証左』でもある」……。

このようにビジネス系の記事でよく用いられる「証左」という言葉。

なんだか難しい言葉のようですが、いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


「証拠」や「証明」と同じ!「証左」の意味と使い方とは?

~であることの証左なんですよっっ!!!


「証左」の読み方と意味とは?

まずは言葉の読み方と意味の確認から。

読み方は”しょうさ”。

なんだか難しい言葉のようですが、「証拠」や「証明」と同じ意味を持つ言葉です。

というわけで、意味は”証拠”、”証明”になります。

「証左」(読み方:”しょうさ”)の意味
  • “証拠”
  • “証明”

ほとんどのケースにおいて、この二つの言葉に言い換えることができます。

「証左」は文章に硬(かた)いイメージを与える

ビジネス系の記事などを読んでいると、本来なら「証拠」や「証明」などと表現するところで、「証左」という言葉が使われています。

書き手が意図的にそうしているのかはわかりませんが、「証拠」や「証明」ではなく「証左」という言葉を用いることで、文章に硬(かた)いイメージを与える効果があるようです。

文章に硬いイメージを与えたい場合には、「証拠」や「証明」などと表現するところで、「証左」という言葉を使ってみても面白いかもしれません。

「証左」の基本的な使い方(文例)

「証左」を用いた具体的な文例についても見てみましょう。

「証左」を用いた具体的な文例
  • 失業率の上昇は、政府による施策が失敗したことの「証左」であろう。
  • 国内の新車販売台数の減少は、若者の車離れの「証左」とも言えよう。
  • A社の営業方針が二転三転するのは、迷走が続いていることの「証左」かもしれない。
  • B国経済の減速は、既存の経済発展モデルが限界にきている「証左」である。
  • 取引先の悪口をいうのは、裏を返せばろくな仕事をしてこなかった「証左」でもある。
  • マリオやドラえもんに歓喜した外国人が多かったことは、日本のアニメやゲームのキャラクターが、いかに世界中で愛されているかの「証左」であろう。

このように「証左」という言葉は用いられます。

いずれの文においても、「証拠」や「証明」に言い換えることが可能です。

「証左」の同義語・類義語

「証左」の同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「証左」に似た言葉には、先ほどの意味の説明箇所でも出てきた「証拠」や「証明」、それから「裏付け」、「証(あか)し」などといった言葉があります。

「証左」の同義語・類義語
  • 「証拠」
  • 「証明」
  • 「裏付け」
  • 「証(あか)し」

スピーチなどの話し言葉では、「証左」ではなく、これらの言葉に言い換えたほうがよいかもしれません。

いずれにせよ、TPOに合わせて「証左」、「証拠」、「証明」といった言葉を使い分けるとよいでしょう。

以上、「証左」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。

※本記事は2016年9月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。