運命を共にする間柄!「一蓮托生」の意味と使い方とは?

「起業家とベンチャーキャピタルは『一蓮托生』の関係にある」「選手たちは監督との『一蓮托生』の道を選んだ」……。

このように用いられる「一蓮托生」という四字熟語。

少し難しそうな言葉ですが、いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


運命を共にする間柄!「一蓮托生」の意味と使い方とは?

上司と部下は一蓮托生♡


「一蓮托生」の読み方と意味とは?

まずは言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「一蓮托生」の読み方は、”いちれんたくしょう”。

元々は、”死んだ後も極楽浄土の同じ蓮(はす)の上に生まれ変わること”といった意味を持つ仏教用語です。

一般的には、”(最終的な結果がどうなるかわからないが)行動、あるいは運命を共にする間柄”、つまり”運命共同体”という意味で使われています。

「一蓮托生」(読み方:”いちれんたくしょう”)の意味
  • ”死んだ後も極楽浄土の同じ蓮(はす)の上に生まれ変わること”
  • ”(最終的な結果がどうなるかわからないが)行動、あるいは運命を共にする間柄”
  • ”運命共同体”

例えば親分と子分、上司と部下、監督と選手といったリーダーと部下の関係性、会社と社長、政党と代表といった組織とリーダーの関係性、さらに親と子、夫と妻といった家族の関係性などを指す際に、「一蓮托生」という言葉が使われます。

「一蓮托生」を用いた具体的な文例

具体的な文例についても見てみましょう。

ちなみに「一蓮托生」の言葉は、「一蓮托生の関係」や「一蓮托生の運命」などといった表現で、よく用いられます。

「一蓮托生」を用いた具体的な文例
  • 起業家とベンチャーキャピタルは「一蓮托生」の関係にある。
  • 彼は「一蓮托生」の覚悟を持って社長に就任した。
  • 政党における代表と幹事長は「一蓮托生」の運命だ。
  • 選手たちは監督との「一蓮托生」の道を選んだ。

また、ドラマのセリフでは次のように用いられていました。

夫婦とは「一蓮托生」の実。死なばもろともの仲なんやと思えば、考え方が自分やなくて、自分らになる。家族ってそうやってつくっていくんやって。

-NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』第66回「やるべきこと」(2016年、脚本:渡辺千穂)より

さらに映画のキャッチコピーでは……。

二人の運命は、「一蓮托生」。

-映画『脳漿炸裂ガール』(2015年)より

「一蓮托生」のイメージがつかめたでしょうか?

「一蓮托生」の同義語・類義語

「一蓮托生」に似た言葉には、意味でも取り上げた「運命共同体」、それから「一心同体」や「死なばもろとも」、「運命を共にする関係」などといった言葉があります。

「一蓮托生」の同義語・類義語
  • 「運命共同体」
  • 「一心同体」
  • 「死なばもろとも」
  • 「運命を共にする関係」

いずれにせよ「一蓮托生」という四字熟語は、社会人の常識として意味を知っておきたい言葉のひとつです。

以上、「一蓮托生」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

※本記事は2017年1月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。