力を誇らしげに示す!「誇示」の意味と使い方とは?

「今回のB国大統領による強権発動は、自らの政治手腕を『誇示』し、国内の政治基盤をより強固にしようとする意図があると分析されている」「新興IT企業C社の社長は、事あるごとに政治家をパーティーに呼び、権力者との親密な仲を『誇示』するのが趣味だ」……。

このようにニュース記事で見聞きする機会が多い「誇示」という言葉。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


力を誇らしげに示す!「誇示」の意味と使い方とは?

うちの創立記念パーティーには政治家の〇〇さんが来賓として来るんですよ~すごいでしょ~


「誇示」の読み方と意味とは?

まずは言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「誇示」の読み方は”こじ”。

「誇示」という言葉は、それぞれの漢字の意味がわかれば理解が簡単です。

そう、”誇(ほこ)らしい”と”示す”がポイントになり、”(実力や権力、影響力などといった)自分自身の力を【誇】らしげに周囲に【示】すこと”という意味になるのです。

「誇示」(読み方:”こじ”)の意味
  • ”(実力や権力、影響力などといった)自分自身の力を【誇】らしげに周囲に【示】すこと”

力を示す方法は様々

自分自身の力を周囲に示す方法は様々です。

戦国時代の武将であれば豪華な城を築くこと、企業家なら政治家をはじめとする権力者と仲をアピールすること、プロスポーツ選手なら派手なパフォーマンスをすることが、自分自身の力を周囲に示す方法の例になるでしょう。

「誇示」という言葉は、もちろんポジティブな文脈でも使用される言葉ですが、どちらかというと、ネガティブな文脈で多く用いられる言葉です。

「誇示」の基本的な使い方

基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

基本的には「(○○することで)力を誇示する」や「(○○することで)権力を誇示する」などといった表現で用いられます。

「誇示」という言葉の前には、普通、自分自身の力を周囲に示すための具体的な行動が表現されます。

「誇示」の基本パターン
  • (○○することで)力を誇示する
  • (○○することで)権力を誇示する

「誇示」を用いた具体的な文例

具体的な文例についても見てみましょう。

「誇示」を用いた具体的な文例
  • 外交の専門家は、ミサイルを発射したA国について、軍事能力の向上を「誇示」したかったのではないかと分析している。
  • 今回の両国の合意は、地域内における両国の影響力を「誇示」する一方で、大国に対し優位な外交的立場を確保したい思惑があるようだ。
  • 今回のB国大統領による強権発動は、自らの政治手腕を「誇示」し、国内の政治基盤をより強固にしようとする意図があると分析されている。
  • 安土城は、織田信長が自身の権力を「誇示」するために築造されたものではないかと考えられている。
  • 新興IT企業C社の社長は、事あるごとに政治家をパーティーに呼び、権力者との親密な仲を「誇示」するのが趣味だ。
  • 彼はゴール後に大きなガッツポーズをしたが、決して自分の力を「誇示」したかったわけではない。

このように用いられます。

「誇示」の同義語・類義語

「誇示」に似た言葉には「アピール」や「自慢」、「見せびらかすこと」、「見せつけること」、「ひけらかすこと」などといった言葉があります。

「誇示」の同義語・類義語
  • 「アピール」
  • 「自慢」
  • 「見せびらかすこと」
  • 「見せつけること」
  • 「ひけらかすこと」

いずれにせよ、「誇示」という言葉は、社会人の常識として意味を知っておきたい言葉のひとつです。

以上、「誇示」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

※本記事は2017年1月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。