一日は短い?長い?「一朝一夕」の意味と使い方とは?

「受験に必要な知識は、『一朝一夕』では身につかない」「一度失った信用や信頼は、『一朝一夕』には取り戻せない」……。

このように用いられる「一朝一夕」という四字熟語。

この言葉には、いったいどのような意味や使い方があるのかを、ここでは考えてみたいと思います。


一日は短い?長い?「一朝一夕」の意味と使い方とは?

一朝一夕をきちんと読めますか?


「一朝一夕」の読み方は?

まずは読み方を確認しましょう。

読み方は”いっちょういっせき”になります。

まれに”いっちょう【いちゆう】”と読んでしまう人がいますが、残念ながら誤りです。”いっちょういっせき”と覚えてください。

各種試験問題では、この読み方が問われることもあるので注意しましょう。

「一朝一夕」の意味とは?

各種試験問題では意味もよく問われます。

「一朝一夕」を文字通りに解釈すると、【一】つの【朝】と【一】つの【夕(=晩)】のこと。

要するに「一朝一夕」とは、”一日”のことなのですが、これが”とても短い期間”や”わずかな時間”という意味になるのです(中には「いや、一日は長く感じるよ」という人もいるでしょうが、その点については後述します)。

「一朝一夕」(読み方:”いっちょういっせき”)の意味
  • ”とても短い期間”、”わずかな時間”

「一朝一夕」を用いた具体的な文例

具体的な文例を見てみましょう。

「一朝一夕」を用いた具体的な文例
  • 受験に必要な知識は、「一朝一夕」では身につかない。
  • 研究や技術の積み重ねは「一朝一夕」にできるものではない。
  • 組織の意識改革は、「一朝一夕」でできるようなものではない。
  • 新しいエンジンの開発は、「一朝一夕」にできるようなものではない。
  • 主力選手が抜けたチームの再建は、「一朝一夕」にはいかないだろう。
  • 一度失った信用や信頼は、「一朝一夕」には取り戻せない。
  • この地域の騒音問題は、「一朝一夕」には解決しそうにない。

このように用いられます。

「一朝一夕にはできない」という表現は、簡単に言えば「短期間では無理だよ」ということです。

また、先ほど「いや、一日は長く感じるよ」という人もいるかもしれないと言いました。

しかし、上の文例を見てもらってもわかる通り、受験に必要な知識を身につけることや研究や技術を積み重ねること、主力選手が抜けたチームの再建することなどにとっては、一日という時間はとても短い時間となるのです(そういえば、「一夜漬け」といった言葉もありますね)。

「一朝一夕」の同義語・類義語

「一朝一夕」に似た言葉には「短期間」や「短時間」などといった言葉があります。

「一朝一夕」の同義語・類義語
  • 「短期間」
  • 「短時間」

いずれにせよ「一朝一夕」という言葉は、社会人の常識として意味を知っておきたい言葉のひとつです。

繰り返しますが、読み方は”いっちょういっせき”。くれぐれも間違えないようにしてくださいね。

以上、「一朝一夕」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

「一朝一夕」について深く知る参考リンク

※本記事は2017年1月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。