「常在戦場」の読み方、意味、SPI対策の覚え方は?
常在戦場(じょうざいせんじょう)とは、いつも戦場にいるような心構えで物事に取り組むという意味の四字熟語です。中国から来た言葉ではなく、戦国時代に三河国(愛知県)の牛久保城の城主だった牧野家の家訓として掲げられた言葉でした。
慇懃無礼(いんぎんぶれい)は、言葉や態度が丁寧すぎて、かえって嫌味で不快感を与えることを指します。中国から伝来した四字熟語ではありません。
万葉集では慇懃を「ねもころ」と読み「心を込めて」という良い意味で使っていました。
多くの場合、「表面上は礼儀正しいが、実際は相手を見下して振る舞っている」と相手が感じ(こちらにそういった意図がなくとも相手はそう判断し)、相手が嫌味や不快感を感じる事態となります。
例えば、親しい仲の人に尊敬語や謙譲語を使いすぎると、相手は「何か怒ってるのかな?」「逆に失礼だな…」と感じてしまうかもしれません。
そういう場合に、相手が「慇懃無礼な態度を受けた」と表現するわけです。
また、上司や先輩が部下や後輩に対して、表面的には丁寧な言葉遣いをしながらも、実際には尊大な態度を取るときも「慇懃無礼な態度」と言えます。
「慇懃無礼」の読み方は「いんぎんぶれい」です。
「慇」と「懃」はともに「丁寧」という意味。
「慇懃」は非常に丁寧で礼儀正しいさまを表す言葉で、7世紀後半から8世紀後半に編纂された万葉集に登場します。
ここでは「ねもころ」と読み、「心を込めて」という意味で使われていました。
つまり、少なくとも万葉集の時代には、「無礼」がつかない「慇懃」だけであればポジティブな意味だったということになります。
一方で、「無礼」は礼儀にはずれることを表す言葉で、古くから使われています。
この2つを組み合わせて「丁寧で礼儀正しいことが、かえって礼儀にはずれること」という意味の言葉として使わないようになったのが「慇懃無礼」です。
諸説ありますが、江戸時代に成立した辞書『諺苑(げんえん)』に載ったのが初出だと言われています。
英語では、「慇懃無礼」を直訳すると「polite but rude」となりますが、これでは意味が伝わりません。
「表面上は極めて丁寧だけど実はバカにしている」を意味する英単語として「smarmy」という形容詞がありますが、これは「自分の利益のためにお世辞やおべっかを使う」という意味で、「慇懃無礼」とは少し異なります。
結論として、「慇懃無礼」という言葉のように「丁寧すぎて失礼に当たる」を意味する英語表現はありません。
常在戦場(じょうざいせんじょう)とは、いつも戦場にいるような心構えで物事に取り組むという意味の四字熟語です。中国から来た言葉ではなく、戦国時代に三河国(愛知県)の牛久保城の城主だった牧野家の家訓として掲げられた言葉でした。
改革解放(かいかくかいほう)というと、1949年に中国共産党が中華人民共和国を建国して農民や労働者が封建制度や帝国主義から解放されたことを指します。改革開放(かいかくかいほう)というと、1978年に鄧小平が主導した経済政策で市場経済や外資の導入などで中国を世界に開放したことを意味します。
箝口令(かんこうれい)とは、何かの秘密を守るために話すことを禁じる命令や圧力のことです。「箝」は歯科医が歯を抜くときに使う「鉗子」という道具のことで、「口令」は命令のことです。 つまり、もともと箝口令とは「鉗子」で口を閉じさせる命令という意味でした。