「善処します」とは? 英語にするなら「前置き+断り+理由+代替案+謝罪+感謝」の6ステップで
善処します(ぜんしょします)は「状況に応じて適切に処理します」という意味です。しかし逆に言えば「状況によっては処理をしない」ことも意味に含むので、1969年、日米首脳会談で大問題が起きました。
二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)という言葉はことわざで、略して二足の草鞋とも呼びます。
江戸時代、ばくち打ちが、ばくち打ち仲間を取り締まる岡っ引きの役割も担当する場合があったことに由来しています。
草鞋(わらじ)とは、昔の人が履いていた藁で編んだ履き物です。
一人の人間が同時に二足の草鞋を履くことは無理ですよね。
まるで二足の草鞋を履くかのように、一見、無理に思える性質の違う仕事や立場を兼ねることを「二足の草鞋を履く」と言います。
例えば、会社員として働きながら、作家や音楽家などの芸術家としても活動している人は、「二足の草鞋を履く」と言えます。
また、主婦として家事や育児をしながら、自分の趣味やスキルを活かして副業をしている人も、「二足の草鞋を履く」と言えます。
「二足の草鞋」は、本来はマイナスのイメージを持つ表現でした。それは、語源に裏社会が関係しているからです。
「二足の草鞋」の語源は、江戸時代に生まれた言葉で、「博打(ばくち)打ち」が、博打打ちを取り締まる「岡っ引き」の役割を受け持つことがあったことに由来しています。
博打(ばくち)とは、賭博(とばく)のことで、お金や品物を賭けてゲームや勝負をすることです。
江戸時代は賭博禁止令がありましたから、博打打ちは犯罪者でした。
しかし、実際は、犯罪者を捕まえるはずの捕吏(ほり)から十手(じって:鈎付きの棒)を預かった博打打ちが、別の博打打ちを取り締まる役割を兼ねている始末でした。 これでは規制もままなりませんよね。
このように、同じ人が相反する仕事や立場を持つことを指す表現として生まれたことわざが「二足の草鞋を履く」なのです。
要するに、「二足の草鞋」はもともと、「どっちつかず」「できもしないことをする」「中途半端」「不誠実」「欲張り」などといった否定的な意味合いで使われていました。
しかし近年、働き方やライフスタイルが多様化し、「二足の草鞋を履く」という言葉も、肯定的な意味に変化してきています。
例えば、会社員として働きながら作家や音楽家などの芸術家としても活動している人や、主婦として家事や育児をしながら自分の趣味やスキルを活かして副業をしている人は、「中途半端」と否定的に捉えられるのではなく「難しいことにチャレンジしている」と肯定的に捉えられるよう社会が変化してきました。
こういった社会の変化を受けて、「二足の草鞋を履く」という言葉も、肯定的な意味に変化してきているのです。
「二足の草鞋」が「褒め言葉」か「けなし言葉」かの答えは、昔は「けなし言葉」で今は「褒め言葉」の意味でも使われるということです。
善処します(ぜんしょします)は「状況に応じて適切に処理します」という意味です。しかし逆に言えば「状況によっては処理をしない」ことも意味に含むので、1969年、日米首脳会談で大問題が起きました。
漸増(ぜんぞう)は「だんだんに増える」や「次第に増やす」という意味です。漸減(ぜんげん)は「だんだんに減る」や「次第に減らす」という意味です。
農業とその関連事業をまとめて「アグリビジネス」と呼びます。田んぼで作物を育てたり、畑で野菜や果物を育てたり、牧場で家畜を育てたりするイメージが農業にはありますが、それだけが農業ではありません。