「有名無実」「有名無実化」の読み方、意味、SPI対策の覚え方
有名無実(ゆうめいむじつ)は、名前だけは立派なのに実際にはそれに見合う内容や実力がないという意味です。人にも物にも使います。有名無実化(ゆうめてむじつか)とは、名前としては存在するが実質的には何の意味もない状態に変わることです。主に物に使います。
日進月歩(にっしんげっぽ)は進歩の速度が急速な様子です。
例えば、科学の分野は常に新しい発見や発明が行われています。「日進月歩で進化している」と言えます。
「日進月歩」とは、「日に日に、絶えず進歩すること。進歩の度合いが急速であること」を意味します。
「日進月歩」の読み方は「にっしんげっぽ」です。
「日進月歩」は古代中国の思想家・荀子(じゅんし)の『天論』という文章に由来しています。
荀子は、「君子敬其在己者、而不慕其在天者、是以日進也」と書きました。これは、「君子は自分の内にあるものを尊び、天にあるものを慕わない。それゆえに日々進んでいく」という意味です。
荀子は、人間は自分の努力で成長できると考えていました。そのため、「日々進んでいく」という言葉を使っています。
この「日進」が「日進月歩」の元になったと考えられます。
「月歩」という言葉は、「一ヶ月、二ヶ月」の「月」を指しています。
つまり、「日進月歩」は「日ごと月ごとに進歩し続けること」という意味になります。
月日を逆にした「日月」と「進歩」の漢字の掛け算、つまり「日月×進歩」の漢字を組み合わせて「日進月歩」と覚えるとよいでしょう。
有名無実(ゆうめいむじつ)は、名前だけは立派なのに実際にはそれに見合う内容や実力がないという意味です。人にも物にも使います。有名無実化(ゆうめてむじつか)とは、名前としては存在するが実質的には何の意味もない状態に変わることです。主に物に使います。
由々しき事態(ゆゆしきじたい)は「そのまま放置しておくと後で問題が大きくなる可能性が高く見過ごせない」という意味です。忌々しき事態(ゆゆしきじたい)は「嫌悪感を抱かせるので避けるべき事態」という意味です。
遊説(ゆうぜい)は、意見や主張を説いて歩くことです。特に選挙のときに政治家が各地を演説して回ることを指します。「遊」という漢字が含まれていますが「あそぶ(遊ぶ)」というニュアンスはありません。