「小職」「小員」「小生」「小社」の読み方、意味は?
小職(しょうしょく)、小員(しょういん)、小生(しょうせい)は「わたし」、小社(しょうしゃ)は「わが社」のことです。いずれも自分の地位を低く見せて相手に敬意を払うため表現です。
まず「お力添え」の言葉を分解してみましょう。
「お」は敬語の接頭辞で相手に敬意を示します。「力」は物事を動かしたり変えたりする能力です。「添え」は付け加えることです。
つまり「お力添え」の本来の意味は「相手に敬意を示しながら、自分の能力に相手の能力を付け加えて、一緒に物事を進めること」という意味になります。
ただ、現在では、この言葉は「政治的に応援する」という意味で使われることが多くなっています。
例えば、選挙の演説で「当選するために皆様のお力添えをください」というと、要するに「当選するために、みなさん応援して(=私に投票して)ください」という意味になります。
例えば、ライバル何社かとコンペ(競い合って営業)している際、最終決定をくだす重要人物と面会し「わが社が受注できるようにぜひお力添えをいただきたい」というと、要するに「わが社が受注できるように応援して(=社内の世論をつくりあげて)いただきたい」という意味になります。
小職(しょうしょく)、小員(しょういん)、小生(しょうせい)は「わたし」、小社(しょうしゃ)は「わが社」のことです。いずれも自分の地位を低く見せて相手に敬意を払うため表現です。
「お慶び申し上げます」は、手紙やメールなどの文章で使われることが多いです。では「お喜び申し上げます」と書くのは間違いなのでしょうか? 間違いではありません。 「あなたの成功をお喜び申し上げます」と書けば、あなたの成功を「うれしく思っている」という私の気持ちを強調することになります。
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