営業の工夫を「ストーリー」として職務経歴書でアピール
営業職の方は、面談で相手に伝わるようにエピソードを入れてみた経験はありませんか?職務経歴書にそうした工夫を書くとき「ストーリーマーケティングの概念を採り入れて営業活動の改善」と書いてみましょう。
ワンストップは、1ヵ所で用が足りるという意味です。
例えば、役所では、引越しや結婚などの手続きを1ヵ所の窓口で済ませられるように変える「ワンストップサービス化」を掲げる政策も多くとられます。
例えば、スーパーマーケットやショッピングモールは、食料品や日用品、衣料品などさまざまな商品を1ヵ所で買えるので、ワンストップショッピングと呼ばれます。
では、英語のone stopと日本語の「ワンストップ」にはどんな違いがあるのでしょうか?
実は、英語のone stopには、「一駅の」や「一区間の」という意味もあります。 例えば、one stop flightというと、「乗り継ぎなしのフライト」や「1回だけ途中下車するフライト」を指します。
「1ヵ所で用が足りる」という意味で、なぜ”stop”という単語が入るかが日本人には理解しにくいのですが、「停車駅が1つだけ」という意味から生まれたものなので”stop”という単語が入ると理解すれば、覚えやすいです。
日本語では「一駅の」や「一区間の」という意味はなく、「1ヵ所で用が足りる」という意味になります。
マーケティングの分野では、ワンストップというと、「顧客のニーズに応えるため、さまざまなサービスや商品を一括して提供すること」を指します。
例えば、自動車メーカーが車だけでなく保険やメンテナンスも提供する場合や、旅行会社が航空券や宿泊施設だけでなく観光案内やレンタカーも提供する場合などです。
さて、転職の職務経歴書を書くとき、書くことが浮かばないと悩むことがあります。
あなたは仕事を「まとめて」価値が出た経験はありませんか?
仕事をまとめて実績が出たら、職務経歴書で「ワンストップ化した」と書いてみましょう。
ひとつ例をあげましょう。
社内業務で、複数チームそれぞれに依頼を出していた業務を、あなたが窓口として一旦受け取り、あなたから各チームに依頼を出すようにするとどうでしょうか。
あなたに依頼する依頼主からすると「あなた1人に依頼すれば用が足りる」ので非常に楽になります。 「ワンストップ化」されて業務が改善されるわけですね。
さらに、あなたが依頼を受け取った時点で依頼の過不足をチェックしたり、のちのち問い合わせを受けそうな事項を予め聞いておいたりすれば、あなたから依頼を出す各チームの側もコミュニケーションがスムーズになりミスや遅延が減りそうです。
さらに、あなたは全体の進捗管理や品質管理もできるようになります。これは、あなたの責任感やリーダーシップを示すことにもなります。
仕事を「まとめて」実績が出た場合は、職務経歴書で「ワンストップ化した」と書いてアピールしましょう。
こういった「ワンストップ化」は社内業務に限りません。 営業職など、社外の顧客と関係をもつ職種の場合は、こんな例もあります。
例えば、小売店が複数の業者に仕入れの発注をする業務を、あなたがとりまとめて発注を受けて各社から仕入れをするようにするとどうでしょうか。
小売店は各社に発注する手間やコストが減ります。「ワンストップ化」されて業務が改善されるわけです。
また、あなたは小売店の需要や在庫状況を把握しやすくなり、最適な仕入れ量やタイミングを決めることができます。
さらに、あなたは各業者との交渉力や信頼関係も高めることができます。これは、あなたの交渉力やビジネスセンスを示すことにもなります。
このように、仕事を「まとめて」実績が出た場合は、職務経歴書で「ワンストップ化した」と書いてアピールしましょう。
営業職の方は、面談で相手に伝わるようにエピソードを入れてみた経験はありませんか?職務経歴書にそうした工夫を書くとき「ストーリーマーケティングの概念を採り入れて営業活動の改善」と書いてみましょう。
営業職や販売職の場合、お客様に購入をしてもらうため日々いろいろと細かな工夫をしていると思います。転職活動で職務経歴書を書くとき、それらの工夫を「アップセル施策」「クロスセル施策」に整理してみましょう。
転職で「あの発言が方向性を決めた」というアイデアの発想力をアピールしたいとき、どう書けばよいでしょうか?大した発案ではないからと職務経歴書に書かない人がいますがもったいないです。「アジェンダを決めた」と書いてみましょう。