「本日」「今日」の使い分けを解説
「本日」「今日」は、どちらも英語の「today」を意味する言葉ですが、使い方やニュアンスには違いがあります。
「まずは書中をもちまして」「書中をもって」とは、手紙やビジネスメールで、終わりの挨拶でよく使われます。
「書中」とは「手紙や文書の中」という意味で、「もちまして」や「もって」は「以て」と同じで、「手段や方法を表す」という意味です。 つまり、「まずは書中をもちまして」や「書中をもって」とは、「とりあえず手紙や文書という手段で」という意味になります。
例えば、「まずは書中をもちましてお礼申し上げます」とか、「書中をもってご連絡申し上げます」とか、そんな感じです。
この言葉を使うことで、相手に「文面だけで済ませるのは申し訳ないけれど、取り急ぎ」という気持ちを伝えることができます。
では、英語ではどう書くのでしょうか。
残念ながら、この言葉に完全に対応する英語の表現はありません。 英語では、手紙や文書の結びの挨拶は、相手との関係や用件によって様々な言い方があります。
しかし、一般的には、以下のようなパターンが多いです。
例えば、「まずは書中をもちましてお礼申し上げます」なら、「Thank you for your kindness.」とか、「I appreciate your generosity.」とか言えます。「書中をもってご連絡申し上げます」なら、「I am writing to inform you that …」とか、「Please be advised that …」とか言えます。
「本日」「今日」は、どちらも英語の「today」を意味する言葉ですが、使い方やニュアンスには違いがあります。
時下ますますご清祥(じかますますごせいしょう)は、手紙やメールでよく使われます。この頃は一層お元気で幸せそうで良かったですという意味になります。
ビジネスメールに時候の挨拶を入れるべきかどうか、私は個人的に以下の条件で判断しています。宛先が企業や団体の場合:時候の挨拶は入れない。 宛先が個人で、通常の業務の範囲で依頼・御礼をする場合:時候の挨拶は入れない。 宛先が個人で、通常の業務の範囲を超える特別な依頼・御礼・謝罪をする場合:最初のメールのみ時候の挨拶を入れる