「自論」「持論」の読み方、意味、SPI対策の覚え方は?「自論」は誤った日本語?
自論・持論は、どちらも「じろん」という読み方の漢字ですが意味が違う言葉です。自論とは、自分の考えや主張を単純に指す一方で、持論とは、以前から様々な根拠を挙げて主張している自分の意見や説を指します。
たたき台とは「よりよいものを作るための最初の案」のことです。
もともと鍛冶屋の業界用語で、熱した金属や鉄を叩くときにその下に置く台が「たたき台」と呼ばれていました。
例えば、あなたが学校の発表会でプレゼンテーションをするとしましょう。
その時に、最初に考えたアイディアやスライドを「たたき台」と呼びます。
その「たたき台」をもとに、先生や友達に意見をもらったり、自分で修正したりして、より良いプレゼンテーションに仕上げていくのです。
ビジネスの世界でも、「たたき台」はよく使われる言葉です。
企画書や提案書などを作成する前に、「たたき台」を作って、上司やクライアントに見せてフィードバックをもらいます。
それをもとに、より納得できる内容に改善していくのです。
「たたき台」はビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、注意点もあります。
「たたき台」はあくまで社内でのコミュニケーションで使われることが多く、社外の人に対して使うと失礼に捉えられることがあります。
また、「たたき台」は草案を意味する言葉なので、すでに進行中の企画に対して使うのは誤用です。
「たたき台」は、そのまま完成・公表することを想定したものではなく、何度も修正や変更をしていくことが前提となります。
そのため「たたき台」では、誤字脱字や細かな内容は「議論のメインテーマではないので気にしない」とされることが一般的です。
「たたき台」の資料を作るときは、細かな内容に時間をかけるのではなく、「議論のメインテーマは何か」を予め明確にした上で、メインテーマ関連の事項に時間を費やすべきです。
また、「たたき台」の議論に参加する際には、資料の誤字脱字や細かな内容に関して指摘をするのは避けるべきです。 議論のメインテーマではない事項に関しては、会議後、個別に資料の作成者に連絡してあげるとよいでしょう。
「たたき台」の語源は鍛冶屋の使う道具が由来です。
鍛冶屋とは、金属や鉄などを熱して叩いて形を作る職人のことです。
鍛冶屋は熱した金属や鉄を叩くときに、その下に置く台を「たたき台」と呼んでいました。
この台は「アンビル」や「鉄床」「金床」という名前でも知られています。
金属や鉄は何度も叩いて形を整えることから、「何度も議論を重ねることでより良いものにしていく」という意味で「たたき台」という言葉が使われるようになりました。
「たたき台」は英語で「draft proposal」と表現できます。
「draft」は「下書き」「草案」という意味で、「proposal」は「提案」という意味です。
他にも、「tentative plan」「first draft」「working draft」などと言うこともできます。
自論・持論は、どちらも「じろん」という読み方の漢字ですが意味が違う言葉です。自論とは、自分の考えや主張を単純に指す一方で、持論とは、以前から様々な根拠を挙げて主張している自分の意見や説を指します。
常在戦場(じょうざいせんじょう)とは、いつも戦場にいるような心構えで物事に取り組むという意味の四字熟語です。中国から来た言葉ではなく、戦国時代に三河国(愛知県)の牛久保城の城主だった牧野家の家訓として掲げられた言葉でした。
改革解放(かいかくかいほう)というと、1949年に中国共産党が中華人民共和国を建国して農民や労働者が封建制度や帝国主義から解放されたことを指します。改革開放(かいかくかいほう)というと、1978年に鄧小平が主導した経済政策で市場経済や外資の導入などで中国を世界に開放したことを意味します。