「どぶ板営業」「ローラー営業」の読み方、意味、覚え方は?
どぶ板営業(どぶいたえいぎょう)とは選挙用語から来た言葉で、ローラー営業(ろーらーえいぎょう)は英語が語源の言葉です。
ビジネスシーンで「二八(にっぱち)」というと、どんな意味でしょうか?
実はこの言葉は2つの意味をもち文脈から判断しないといけません。それぞれ解説していきます。
なお、この言葉は、もともと特定業界の人だけの通じる「スラング」のようなイメージで使われる言葉なので、広く公開する文書や公式の文書では使うのを避けましょう。
「二八(にっぱち)」の意味の1つとして「2月」と「8月」のことを指す場合があります。
「2月」と「8月」は閑散期(商売が低調とされる月)なので、ビジネスマンや店主はこの時期を苦手にしています。
英語では、“the slow months”や”the off-season”と言えます。
例えば、二八の時期は売り上げが落ちるという意味で、「Sales drop during the slow months」と言えます。
語源にはいくつかの説がありますが、一般的には百貨店の衣料品販売に関係していると言われています。
百貨店では、フランスの年2回のセールイベント「ソルド」にならって、初夏と冬にセールを行っています。 セールの直後には、衣料品の売り上げが大きく落ち込む「谷間」が来るのです。 ここから「二八(にっぱち)」という言葉が広まったのではないかと考えられます。
しかし現代では、「二八(にっぱち)」現象は見られません。8月はむしろ平均的な水準です。2月は確かに売上が現象する傾向にありますが、それは営業日数の少ないことが主な原因と言われています。
つまり、「二八(にっぱち)」という言葉は、当時の百貨店の衣料品販売特有の現象を一般化したものであり、必ずしも事実を反映しているわけではないのです。
パレートの法則とは、物事の結果や効果は、その原因や要因の一部によって大きく左右されるという法則です。
例えば、こういった言説をまとめて「パレートの法則」と呼び、日本では「二八(にっぱち)」ということもあります。
これは、8:2という比率を示す日本語の造語です。英語では、「80-20 rule」とか「Pareto principle」と呼ばれます。
この法則はイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートによって発見されました。
彼は19世紀末に、イタリアやスイスなどの国々で、所得分布が安定的であり、社会全体の富の8割が上位2割の人々が持っていることを発見しました。
パレートは、この法則が所得分布だけでなく、自然現象や社会現象などさまざまな分野にも当てはまると考えました。
実際に、ビジネスやマーケティング、品質管理や生産管理などでも、パレートの法則はよく使われています。
ただし、パレートの法則の「8:2」という比率は、あくまでも目安であり、「7:3」や「9:1」など多少の変動があるという点に注意が必要です。
厳密に「8:2」でなくとも「パレートの法則」と呼びます。
どぶ板営業(どぶいたえいぎょう)とは選挙用語から来た言葉で、ローラー営業(ろーらーえいぎょう)は英語が語源の言葉です。
営業職の歴史は古く、業界や企業により様々な営業スタイル、職種があります。営業で転職したい方に向け、営業職種43種類を網羅し、仕事内容や求められる人材像をできるだけ詳しく解説します。
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