「オワコン」の意味と語源を解説
オワコンは「終わったコンテンツ」を略した言葉です。一時はヒットしたが飽きられて見捨てられてしまった、ブームが去ってしまった、時代に合わなくなったサービスを意味します。
情弱(じょうじゃく)は情報弱者(じょうほうじゃくしゃ)の略で、情強(じょうきょう)は情報強者(じょうほうきょうじゃ)の略です。
もともと情報弱者とは、地方の山間地など、インターネット回線がなかったりインターネット速度が低速だったりする家を指す言葉でした。
もともと「情報弱者」「情報強者」という言葉が生まれたのは1990年代の後半です。
当時は今とは異なる意味で使われていました。
「情弱」というと相手をからかうニュアンスがありますが、当時その意味は全くありませんでした。
例えば「このまま政府が対策を打たないと、地方の山間部に住む人は情報弱者になってしまう」というように使われていました。
インターネットといえば携帯電波ではなく「光ファイバー通信」の時代、高速インターネット回線は都市部しか契約できず、地方の山間部に住む人が「情報弱者」になるというのは深刻な社会問題だったのです。
しかし、こうした問題がおおむね解消されて誰にもインターネットが普及したため、この意味がもともとの意味で使われることも少なくなりました。
代わりに、インターネット上で使われるネットスラングとして、「情報弱者」を略した「情弱」、「情報強者」を略した「情強」という言葉が定着しました。
この場合、「情弱」とは、各種の情報に疎くて上手に立ち回れない人や、知っていたらそんな行動や選択をしないという人を揶揄して言う言葉です。
逆に、「情強」とは、各種の情報に詳しくて上手に立ち回れる人や、知っているからこそそんな行動や選択をするという人を称賛して言う言葉です。
例えば、「こんなことも知らないなんてお前は情弱か」「今 ◯◯ を使っているなんて情弱だな」というように、「情弱」は否定的に使われます。
逆に、「こんなことも知っているんだね、お前は情強だな」「今 ◯◯ を使っているんだね、お前は情強だな」というように「情強」は肯定的に使われます。
英語では、「情弱」は「informationally disadvantaged」や「informationally challenged」、「information illiterate」、「information poor」などと訳されます。逆に、「情強」は「informationally advantaged」や「informationally savvy」、「information literate」、「information rich」などと訳されます。
しかし、これらの英語表現はあまり一般的でありません。
日本のネットスラングとしての「情弱」「情強」の意味であれば、「tech-savvy」や「tech-illiterate」という表現がよく使われます。
「tech-savvy」とは、テクノロジーに詳しくて上手に使える人のことで、「tech-illiterate」とは、テクノロジーに疎くて使えない人のことです。
オワコンは「終わったコンテンツ」を略した言葉です。一時はヒットしたが飽きられて見捨てられてしまった、ブームが去ってしまった、時代に合わなくなったサービスを意味します。
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