指さし確認・手洗い・あいさつ…「励行」の意味と使い方とは?

”規則やルール、よいとされるものを積極的に行うこと”

「工場内では安全対策のため、指さし確認を『励行』している」「食中毒が発生しやすい季節でもあり、調理前の手洗いの『励行』を呼びかける」……。

このように、様々な職場で見聞きする機会が多い言葉のひとつに「励行」があります。

この言葉には、どのような意味や使い方があるのでしょうか?


指さし確認・手洗い・あいさつ…「励行」の意味と使い方とは?

熱中症対策として、従業員に水分補給の励行を呼びかけましょう


「励行」の読み方と意味とは?

まずは「励行」という言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「励行」の読み方は”れいこう”

「励行」には、主に”規則やルール、よいとされるものを積極的に行うこと”といった意味があります。

「励行」(読み方:”れいこう”)の意味
  • ”規則やルール、よいとされるものを積極的に行うこと”

ちなみに「励行」に送りがなをふると、「励(はげ)んで行(おこな)う」になりますね。

“規則やルール、よいとされるもの”とは?

では、具体的に”規則やルール、よいとされるもの”には、どのようなものがあるでしょうか。

例えば、規則やルールとしては、(工場における)指さし確認や(飲食店における)調理前の手洗いなど、よいとされるものは、(虫歯予防のための)食後の歯磨き・(感染症予防のための)うがい・(生活習慣病予防のための)各種運動・あいさつなどが挙げられるでしょう。

”規則やルール、よいとされるもの”の一例
  • (工場における)指さし確認
  • (飲食店における)調理前の手洗い
  • (虫歯予防のための)食後の歯磨き
  • (感染症予防のための)うがい
  • (生活習慣病予防のための)各種運動
  • あいさつ

繰り返しますが、これらの”規則やルール、よいとされるものを積極的に行うこと”が「励行」なのです。

「励行」の基本的な使い方

「励行」の基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

基本的には「励行(する)」という形で用いられます。

また、「励行を呼びかける」も好んで用いられる表現です。

「励行」の基本パターン
  • 励行(する)
  • 励行を呼びかける

「励行」の具体的な文例

続いて「励行」を用いた具体的な文例についても見てみましょう。

「励行」を用いた具体的な文例
  • 工場内では安全対策のため、指さし確認を「励行」している。
  • 食中毒が発生しやすい季節でもあり、調理前の手洗いの「励行」を呼びかける。
  • 虫歯予防の秘訣は、一にも二にも食後の歯磨きを「励行」することだ。
  • 生活習慣病の予防のためにも、食生活の改善や各種運動を「励行」するよう呼びかけていく。
  • 感染症予防の対策としては、手洗いやうがいの「励行」が挙げられる。
  • 役職者のあいさつを「励行」することで、職場の雰囲気も変わりつつある。

このように用いられます。言葉が持つイメージを理解できたでしょうか。

「励行」の同義語・類義語

似た言葉には「遵守(順守)」「積極的に行う」「進んで行う」などといった表現があります。

「励行」の同義語・類義語
  • 「遵守(順守)」
  • 「積極的に行う」
  • 「進んで行う」

いずれにせよ、「励行」という言葉は様々な職場でよく用いられる言葉なので、社会人の常識として意味を知っておきたいところです。

以上、「励行」の意味と使い方についての説明でした。ビジネスパーソンのみなさんの参考になれば幸いです。

※本記事は2016年8月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。