「蜜月関係」ってどういうこと?「蜜月」の意味と使い方とは?

「蜜月関係」ってどういうこと?

「社員交流や資本提携を行うなど、一件良好に見えたA社とB社の『蜜月』期は、そう長くは続かなかった」「日米両首脳が会談後にそろって記者会見に応じ、両国の『蜜月』ぶりをアピールした」……。

このようにビジネス系の記事やニュース記事など、様々なシチュエーションで見聞きする機会が多い「蜜月」という言葉。

この言葉には、いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?


「蜜月関係」ってどういうこと?「蜜月」の意味と使い方とは?

僕と蜜月関係になりませんか?


「蜜月」の読み方と意味とは?

まずは読み方と意味の確認からしましょう。

「蜜月」の読み方は”みつげつ”。

英語の”honeymoon(=ハネムーン、結婚後約1カ月間の新婚期間)”を日本語に直訳したもので、”男女の仲など人間関係が親密であること”を意味します。

また、会社同士の関係、国同士の関係など、様々な関係における”良好な関係”を意味することもあります。

「蜜月」(読み方:”みつげつ”)の意味
  • ”ハネムーン(=honeymoon、結婚後約1カ月間の新婚期間)”
  • ”男女の仲など人間関係が親密であること”
  • ”(様々な関係における)良好な関係”

「蜜月」の細かなニュアンスは文脈によって異なる

余談ですが、「蜜月」という言葉が持つ細かなニュアンスは、文脈によって少し異なってきます。

一般的に、この言葉はポジティブなイメージを伴って用いられます。例えば、日本と他の国が「『蜜月』関係にある」と言えば、お互いに良好な関係を築いているポジティブなイメージがしますね。

ところが、政治家と企業が「『蜜月』関係にある」と週刊誌で噂されたならば、お互い甘い汁を吸っている、ちょっとダークでネガティブなイメージがするのです。

この辺りの細かなニュアンスの違い、つまりポジティブなイメージを伴って用いられているか、あるいはネガティブなイメージを伴って用いられているかは、文脈で判断する必要があります。

「蜜月」の基本的な使い方

基本的な使い方(基本パターン)も見てみましょう。

基本的には「蜜月期」「蜜月期間」「蜜月関係」「蜜月の間柄」などといった表現で用いられます。

「蜜月」の基本パターン
  • 「蜜月期」
  • 「蜜月期間」
  • 「蜜月関係」
  • 「蜜月の間柄」

「蜜月」を用いた具体的な文例

具体的な文例を見てみましょう。

「蜜月」を用いた具体的な文例
  • 社員交流や資本提携を行うなど、一件良好に見えたA社とB社の「蜜月」期は、そう長くは続かなかった。
  • 日米両首脳が会談後にそろって記者会見に応じ、両国の「蜜月」ぶりをアピールした。
  • ソ連共産党と中国共産党は長らく「蜜月」関係にあったが、中ソ論争が起きたことで対立するようになっていった。
  • 1980年代には日本がODA(政府開発援助)の名目で中国に大規模な円借款を行っており、当時の日本と中国の関係は「蜜月」期であった。
  • アメリカ合衆国において政権交代が行われた際、約100日間ほど、マスメディアが政権に対する批判を控えるハネムーン期間(「蜜月」期間)が存在すると言われている。

このように用いられます。

ビジネスに関連する記事では企業間の関係、新聞や雑誌などのニュース記事では国家間の関係を表現する言葉として用いられることが多いようです。

「蜜月」の同義語・類義語

同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「蜜月」に似た言葉には、ポジティブなイメージなら「仲が良い(こと)」や「親密な間柄」、「良好な関係」、ネガティブなイメージなら「べったりな関係」や「癒着」などといった言葉があります。

「蜜月」の同義語・類義語
  • 「仲が良い(こと)」
  • 「親密な間柄」
  • 「良好な関係」
  • 「べったりな関係」
  • 「癒着」

いずれにせよ、「蜜月」という言葉は様々なシチュエーションで見聞きする機会が多い言葉なので、社会人の一般常識として意味を知っておきたいところです。

以上、「蜜月」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

「蜜月」について深く知る参考リンク

※本記事は2017年10月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。